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2006.05.23

そりひざ

両膝が痛いといって20代の男性が治療に来た。暮れあたりから毎日5キロぐらい走っていたが、4月ごろから痛みだしたそうだ。整形外科でいろいろ診療を受けたが、だんだん痛みが強くなってきたという。熱も、腫れもない。しゃがむことはできるが、屈伸時に変な音がする。伸ばすほうがらくなようだ。

仰向けで膝を検査すると、お皿の下にぐりぐりしたものがあって、押すと痛がる。ここに圧痛があるのは、大腿四頭筋の付着部が異常緊張している証拠である。長時間立ちっぱなしだったり、急にしゃがんだりしたときに傷めることが多い。治療は膝の関節を過伸展してやればいい。どうやるかというと、足首に丸めたタオルか枕をかい、膝をベッドのほうに押し込むのである。

左足のほうが痛いので、左足首に角枕をかった。すると、それだけで膝が妙に反るので驚いた。右膝も反る。ためしに、肘を反らせてもらうと、案の定、こちらもよく反る。いわゆる、猿手というやつで、肘が180度以上伸展するのである。膝はなんと呼ぶのか知らないが、「そり膝」とでも呼んでおこう。これは多分に先天的なものだろう。普通の人よりかなり反るが、痛みがとれれば日常生活に支障はない。

Exkneeそり膝でも足首に角枕をかえば、膝とベッドの間が少しは空いているので、膝をゆっくり押し込んでゆく。膝の裏はほとんどベッドにつきそうだ。押されるのが気持ちいいというから、伸展ひざ(過伸展したひざ)に間違いない。2分ほどしてから、ゆっくりゆっくり戻してゆく。両膝この治療を行い、さらに大腿四頭筋をゆるめる鍼をする。そして歩いてもらうと、痛みはほとんどとれた。

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