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2006.05.04

鄭和(ていわ)

録画しておいた番組「偉大なる旅人・鄭和」を見た。歴史の授業で、明の時代、1400年ごろ、鄭和という人物がアラビア方面へ大航海をしたことは習ったが、その詳細を知って度肝を抜かれた。つぎのようなことが印象に残った。

・鄭和の父は元の時代に中国に来たイスラム教徒である。
・子供の頃、異教徒狩りに遭い、宦官にされた。
・永楽帝のとき武勲を立てて、軍司令官に抜擢された。
・200隻以上、20,000人以上の大船団で航海をした。
・陶磁器、絹などを積んで朝貢外交を行った。
・香辛料、宝石、象牙、生きたキリン(麒麟)まで持ち帰った。

・アジアからアフリカにまたがる大貿易圏をつくった。
・仏教、ヒンズー教、イスラム教などを共存させた。
・異文化の共存共栄、友好交易、平和外交に徹した。
・ヨーロッパ列強のように植民地政策はとらなかった。
・鄧小平が鄭和を再評価して「改革開放」路線をとった。
・バスコ・ダ・ガマは残酷で、虐殺をくりかえした。

コロンブスがアメリカ大陸を発見する100年前に、200隻、2万人規模の大船団を率いて、インド洋へ計7回も大航海を行い、圧倒的な軍事力を背景に、しかしそれを行使することなく、平和共存を実現させた。りっぱな人物がいたものである。


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