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2006.05.15

ひまわり

Himawariダイエーのレコード店で、鎌田實プロデュース、坂田明演奏のCD「ひまわり」を買ってきた。収益金のすべてをチェルノブイリとイラクの子どもたちの医療支援にあてるというのを聞いて、先日申し込んでおいたものだ。2500円。さっそく聴いてみると、ただでさえ哀しい「ひまわり」の曲が、アルト・サックスでいっそう切なくなって心を揺さぶった。

CDには鎌田實さんのこんな手書き文字の文章が入っていた。

坂田明さんと昨秋、チェルノブイリを旅した。
甲状腺がんや小児白血病と闘っている放射能の汚染地へ今まで約6億円のお薬と80回の医師団を送ってきました。
…音楽も届けてあげたかった。坂田明のサックスが、汚染大地の病院にひびいた。「ひまわり」がすごかった。いつになく静かに、時にはうなるように、沈黙の大地を汚したことを怒り、そして静かに祈った。このテイストのアルバムをつくろうと思った。優しい癒しとかオレはダメと言っていた坂田さんが重い腰をあげてくれました。戦争や放射能汚染に傷ついた子どもたちの命を支え、環境や平和を守る活動をしているJFC(日本チェルノブイリ連帯基金)やJIM-NET(日本・イラク・メディカルネットワーク)を通して、すべての利益は子どもたちのいのちを支えるために使われます。「がんばらなくていいよ」が口グセの田舎医者ですが、今回は、あきらめないで、いいCDがプロデュースできたと思います。ホッとしています。」プロデューサー 鎌田實(JFC(日本チェルノブイリ連帯基金)・医師

アルバムに入っている曲:

1.ひまわり
2.見上げてごらん夜の星を
3.ウェディング・マーチ
4.遠くへ行きたい
5.死んだ男の残したものは
6.早春賦
7.水母
8.G線上のアリア

「ひまわり」は、戦争で引き裂かれた男女を描いた同名の映画の主題曲だ。マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン、それに美しいロシア女性のリュドミラ・サベリーワがよかった。何度も見たし、忘れられない映画である。ラストシーンは広大なひまわりの草原だ。あれは壮絶な戦闘が行われた場所だ。無数の兵士のしかばねの上に咲くひまわり、そのひとつひとつが死者の魂のように思えた。


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コメント

坂田さんはテレビなどで知っています 以前チリだったか塩の湖の番組を見たことあります アルトサックスは昔黒い傷跡のブルースとか聴いたことがあります 日本のプレーヤーでは誰だったですかね テナーの松本英彦は知ってのとおりですが イタリア映画ソフイア、ローレンよかったです ひまわり覚えています 黄色いキャデラックはちがいますか アモーレアモーレもですか CD聴いてみたいです 

投稿: ミツバツツジ | 2006.05.16 22:06

さっき送ったはずのコメントが自分のアドレスに入ってしまいました 今日の発見さんへ送ったはずなのですが まだパソコン1年生なので よく間違えます URL10082369ですからまちがいないです? 今日本はひまわりみたいに戦争がないのでいいですが 最もあの映画の時代は日本でも戦争のだったですね 昔の映画は情緒があって良かったです 音楽もゆっくり流れていました 誰がために鐘がもよかったです まだ一杯ありますが ビートルズ早速あたってみます 

投稿: ミツバツツジ | 2006.05.16 22:31

ミツバツツジさん、こんにちは、
去年の四月、三峰に行ったとき、名栗のあたりでミツバツツジをたくさん見ました。まだ他の花が咲いていない時期にピンクの美しいはなが際立っていました。きれいな花ですね。

戦争は悪ですが、そういう極限の状態のとき、人間の奥深い部分があらわにされて、いろいろと考えさせられますね。うちも叔父が2人戦争に行っていて、ひとりは戦死、ひとりは捕虜になって生還しました。父は丙種で戦争には行きませんでしたが、戦争に翻弄されました。

投稿: ripple | 2006.05.18 10:27

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