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2006.05.29

下肢内旋症

小学一年生の男の子がひざの治療に来ている。運動会の練習中に転んで左ひざ膝を打ち、だんだん痛くなり、足先を床につけられなくなったという。最初、治療室に来たときはケンケンしてきた。元気はいい。よく転ぶそうだ。下肢がかなり内旋しているので、そのせいではないかと親は心配している。

検査をすると、たしかに足先が内側に入っている。あおむけになると、左右の足先がぶつかってしまう。鼠径部に細い鍼を打って大腿四頭筋をゆるめ、カウンターストレインで骨盤調整をおこない、下肢内旋と後十字靭帯の治療をした。3割ぐらいしか痛みはとれなかったが、ようすを見てもらうことにした。翌日、同様の治療をした。まだ痛みはあるが足を床につけることができるようになった。

その後、ふつうに歩けるようになったが、5日目ぐらいたったとき、昼寝をして起きたら痛くなったという。ふたたび同様の治療をし、ひざにサポーターをかって、あまりあばれないように言い聞かせた。前よりはずっとよくなっている。

ひざが痛いと本人はいうが、股関節内旋が原因しているのはまちがいない。足先が内側に入りすぎているのでうまくバランスがとれず転んでしまい、その結果、ひざの関節を傷めてしまうのだ。ネットで調べると、3、4歳ぐらいまでの下肢内旋ならかなり強くても自然に治るという。7歳だと微妙なところらしい。カウンターストレインでも根気よく治療をすれば改善すると思う。しかし親が心配するので、小児整形専門病院のホームページをプリントアウトして渡してあげた。親というものは、つくづくありがたいものである。

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