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あるお宅の庭にミツマタの花が咲いていた。ふつうは淡黄色の花だが、ここのはかなり赤がつよい。なかなか華やかだ。ミツマタは枝が三つずつ分かれていくので、この名がある。三つに分かれた枝がそれぞれまた三つに分かれてゆく。まるで三叉さんさ神経みたいだ。ミツマタは紙の原料になる。この茎の皮を煮て、何度も叩いて、紙を漉くのである。その工程を思うと、手漉き和紙がおそろしく貴重だったことがわかる。
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