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2006.03.04

飛蚊症

80歳の女性が膝の治療にみえている。膝の変形がひどくて完治は望めないが、痛みが軽くなるのでよく治療にくる。その女性が仰向けになったとき、空中に虫が飛んでいるという。猫が手招きするようなかっこうをして虫を取ろうとしている。実際に虫が飛んでいるわけではないので手で捕まえることはできない。飛蚊症ひぶんしょうだ。

「飛蚊症は老化現象で、目のレンズが濁っているのです。白内障のはしりですよ」と説明した。いつもこんな説明をしていたが、きょうは、ちょっと不安になった。そこでネットで調べてみた。すると老化現象であるのは間違いないが、目のレンズ(水晶体)ではなく、眼球のなかにあるゼリー状の硝子体がらすたいのなかに不純物ができたために起こる現象だとある。ゼリー状の物質の一部が網膜からはがれて不純物が生じ、それが視野に入ったとき虫が飛んでいるように見えるのだそうだ。ぶどう膜炎や網膜はく離などの前駆症として現れることもあるが、多くは危険はないので、慣れれば気にならなくなるという。

飛蚊症になったが自然になおってしまった人も少なくない。鍼灸治療で眼球周辺の血行をよくすればなおるのではないだろうか。なおらないまでも、進行を遅らせることはできると思う。飛蚊症は白内障のはしりではなかった。また、シッタカブッタ。

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