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2006.01.30

気は長く

天海大僧正は江戸時代にあって108歳まで生きたという。
その天海が残した歌にこんなのがある。

気は長く
勤めは堅く 
色薄く 
食細うして 
心広かれ

長命は 
粗食正直 
日湯陀羅尼
だらに 
をりをり御下風 
あそばさるべし
 

上の歌は、「短気をおこさず、まじめに仕事をし、性欲におぼれず、暴飲暴食をしないで心を広く持てば、健康で長生きができる」という意味。下の歌は、「長生きをしたければ、粗食を心がけ、正直に暮らし、毎日風呂に入り、お経を読み、そして時々思いっきりオナラをしたらいい」という意味。

江戸時代には車も電車も、電気もガスもなかったから、人々はよく歩き、よくからだをよく使った。だから、これに「からだをよく動かせ」というのを付け加えれば、いまでも十分通用する養生訓である。

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コメント

天海大僧正のお歌 有り難く拝読いたし候。

投稿: sakura | 2006.01.30 21:36

現代人は、食べすぎと運動不足。
幸福という名の不幸が見え隠れします。

投稿: ripple | 2006.01.31 08:59

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