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2006.01.31

鶯啼庵(おうていあん)

八王子の「鶯啼庵」なる料亭で祝宴があり、招かれて食事をご馳走になった。親戚の2人の成人を祝う会だった。中央高速の八王子インターを出てすぐのところにある店だが、思いのほか閑静で、和風庭園が見事だった。週末には、あずま屋で琴の生演奏があるそうだ。ライトアップされた庭には静かに小糠雨が降りていた。

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手の込んだ京料理がつぎつぎに運ばれてくる。その間合いが実によく、みんなでゆっくり歓談することができた。日本料理は、色と形を楽しみ、香りを楽しみ、味を楽しみ、そして心を楽しませる。ぜいたくな時間を過ごすことができた。

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2006.01.30

気は長く

天海大僧正は江戸時代にあって108歳まで生きたという。
その天海が残した歌にこんなのがある。

気は長く
勤めは堅く 
色薄く 
食細うして 
心広かれ

長命は 
粗食正直 
日湯陀羅尼
だらに 
をりをり御下風 
あそばさるべし
 

上の歌は、「短気をおこさず、まじめに仕事をし、性欲におぼれず、暴飲暴食をしないで心を広く持てば、健康で長生きができる」という意味。下の歌は、「長生きをしたければ、粗食を心がけ、正直に暮らし、毎日風呂に入り、お経を読み、そして時々思いっきりオナラをしたらいい」という意味。

江戸時代には車も電車も、電気もガスもなかったから、人々はよく歩き、よくからだをよく使った。だから、これに「からだをよく動かせ」というのを付け加えれば、いまでも十分通用する養生訓である。

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2006.01.29

クローズアップ

双眼鏡でキセキレイを見ていた京子が、偶然、近くの葦に止まっているカワセミを見つけた。10mもない距離だ。あわてて写真を撮ったが、まもなく下流に飛んで行ってしまった。それ以後、カワセミを見ることはできなかったから運がよかった。

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カワセミ♀

つぎに、モズのメスを見つけた。こちらもかなり近くで撮影したが、逆光なので暗くなってしまった。先週、梅林にいたやつらしい。このモズは尾をゆっくり縦に振っていた。尾を大きく回すのはオスのほうだけなのだろうか。

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モズ♀

とつぜん、鳥見の先輩、あるばさんに声をかけられた。もう少し上流に行くとバンの幼鳥とカワセミがいると教えてくれた。そこで上流に向かった。ビルの陰になっているところはまだ雪が残っていた。しかし、バンの幼鳥もカワセミも見つからなかった。バンの幼鳥は繁みに入ってしまったのだろう。われわれの鳥を見る目がまだ未熟なのかもしれない。浅瀬にはセグロセキレイが藻を食べていた。ときどき、きれいな声でさえずっている。ふだん、ジジッという声しか聞いていないが、いい声で鳴くものだ。

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セグロセキレイ

野川の一部で日陰になっているところは氷が張っている。石を投げてその氷を割っている子たちがいたので、「石を投げないで」と頼んだ。わたしもあの年なら同じようなことをしたかもしれないが、鳥見をする側としては黙って見過ごすわけにはいかない。犬を放してはいけないという看板が立っていても平気で放す人がいる。それも気になるが、日曜日ぐらいはいいか、とも思う。

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2006.01.28

全国短歌会

NHK全国短歌会を見た。入賞の短歌を一つずつ画面で紹介していたが、五七五七七と縦書きで五行に分けて書いてある。どれも、りっぱな五行歌だ。

文語には独特の味わいがあるが、やや堅く、どうしても「つくりものっぽく」なってしまう。また五七調のリズムは読みやすいけれど、えんた先生の言われるように、そのリズム自体にすでに哀愁が漂っている。字数の制限をとって口語で書けば、どれだけ自由に思いを表現できるだろう、なんて思ってしまう。とはいうものの、大賞をとった歌はやはりいい。つぎの歌が印象に残った。

名は「光」
わが白杖に
添う犬を
日にいく度も
いく度も呼ぶ

肉じゃがが
ほっこり黄金に
できた日は
一人暮らしを
恨んだりする

いっせいに
電車のドアが
開きたり
わたし一人が
降り立つ駅に

「ありがとう」
静かな夜に
心地よき
一年生の
息子の寝言

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2006.01.27

カードリーダ

readerLAOXで、GREENHOUSEマルチスロット・カードリーダ/ライタを買った。デジカメのメモリーカードを読み込むものだ。治療室と自宅にパソコンがあるが、カードリーダが1個しかないので不便だったから。メモリーカードはコンパクト・フラッシュ。

カメラからじかにデータを読み取ることもできるが、それだと恐ろしく時間がかかる。やはり専用リーダがあったほうがいい。このリーダGH-CRSQ10-U2は、コンパクトで10種類のメモリーカードに対応するすぐれものだ。3方向からカードが差し込めるようになっている。前のものの半分の大きさである。

しかも、998円だという。他にもカードリーダがあるが、2000円から3000円ちかい値段だ。店員に聞くと、いまセール中で安くなっているとのこと。躊躇なく、これを買った。ちょっと得した気分になった。(^-^)

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2006.01.26

ひざの痛み

ひざが痛いといって、60代の女性が杖をつきながらやってきた。年末に駅で転んで左ひざを打ち、その数日後、こんどは公園で孫を抱いていて転び、同じところを傷めたという。近所の整形外科に行ったが、骨に異常がないから湿布をして様子をみるようにと言われたそうだ。それでも痛むので、うちにやってきた。

左ひざが腫れているが、あまり熱はない。打撲の炎症はだいぶ収まっている。ただ、触ると痛がる。それに仰向けになったとき、左ひざが浮いている。まっすぐに伸びないのだ。このひざは曲がりたがっている。

まず膝の下に枕をかい、腫れている部分に数本鍼を刺し、そのあと小さな灸をすえた。温灸でなく直接灸だが、ゴマ粒大の艾もぐさなので熱さは一瞬だ。経験的に、お灸はひざの腫れによく効くのがわかっている。患者は、鍼も灸もとても気持ちがいいという。

つぎに、ひざ関節を検査すると、内側側副靭帯と前十字靭帯が硬縮しているのが見つかった。これをカウンターストレインで矯正する。とくに前十字靭帯をたるめる姿勢に持っていったとき、患者は「気持ちがいい」を連発した。カウンターストレインの治療姿勢がピタリと決まったとき、患者はえもいわれぬ快感を味わうことがある。

治療後、ベッドから降りると、痛みがだいぶらくになったようだ。患者は「嘘みたいです」といって喜んでいた。歩き始めが痛かったのに、ぜんぜん痛くないというのである。次回は、骨盤と腰椎の検査をしよう。

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よみうり五行歌

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投稿した五行歌が、けさの読売新聞神奈川版に掲載された。はじめて特選をいただき、うれしい

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2006.01.25

寺家ふるさと村

ふと思いついて、昼過ぎ、「寺家ふるさと村」に出かけた。名前は知っていたが、訪れるのは初めてである。横浜市にあるのだが、うちから車で20分ぐらいだっただろうか。意外に近い。

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まず「四季の家」という洒落た建物を見つけ、案内図をもらい、そこに車をとめて歩きはじめた。田んぼには先日の雪が残っていた。熊野神社にごあいさつをしてから、北側の「むじな池」に向かった。池はぜんぶ凍りついていた。野鳥はあまりいなかったが、しばらくするとエナガが飛んできた。すばしっこいので写真を撮るのはむずかしい。先客に聞くと、モズがいたという。

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水車小屋のそばの新池のほうも凍っていて、その上を2羽のハクセキレイがちょこちょこ歩き回っていた。そこから少し脇道に入ると、いろんな鳥がいた。エナガ、シジュウカラ、メジロ、ヤマガラ、コゲラ、ツグミ、ヒヨドリなどが観察できた。

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エナガは背中の上のほうが少しピンクがかって美しい。シジュウカラに似ているが、胸に黒いネクタイがなく、尾がすこし長い。エナガは柄が長いという意味だ。顔もなんともいえず愛らしい。手持ちで撮ったので、写真はかなりぶれている。

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ヤマガラもすばしっこい。茶色い胸と腹、白い顔、黒い帽子に黒いあご、灰緑色の背中が美しい。写真で見るとじつにひょうきんな顔をしている。メジロやコゲラはあまりよく撮れなかった。春になったら、また行ってみよう。

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2006.01.24

つぐみ

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雪が残る梅林で見つけたツグミ。寒いのだろう、めいっぱい羽をふくらましている。ことしはツグミの飛来が一ヶ月以上遅れ、その数もめっきり少ない。気候のせいだけとは思えない。夏の生息地であるシベリアあたりで何かあったのだろうか。何か言いたそうな顔をしているツグミである。

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2006.01.23

雪掻き

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東京で降る雪ぐらいなら、子供たちが雪だるまを作って楽しく遊べる。
雪国の集落は過疎が多く、お年寄りが命がけで除雪作業をしている。
半自給自足の昔なら、大家族で助け合ったろうに、
文明が進んだおかげで、分断される家族が増えてしまった。

子や孫は
街に暮らし
老いた親が
黙々と
雪を掻く

十五センチなら
ちょろいが
四メートルとなると
除雪作業も
命がけだ

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2006.01.22

雪の野川

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雪景色の野川が見たくて、長靴を履いて出かけた。きょうはたくさんの野鳥を見ることができた。まずはモズのメス。オスは黒い眼帯をして格好はいいが、メスのほうが愛嬌がある。思わず「カッワイイー」と声をあげてしまう。メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ツグミ、ジョウビタキ♂、アオジなども見ることができた。きたみふれあい広場には、たくさんの雪だるまができていた。

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モズ

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シジュウカラ

こちらはイカルチドリ。砂利と同じ色をしているので、動いてくれないと見分けがつかない。チョコチョコチョコと10歩ぐらい早足で動いてはじっと止まる。水を飲んだり、藻を食べたりしている。ときどき、キューイと甲高い声で鳴いていた。

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イカルチドリ

カワセミもたびたび姿を現してくれた。ダイビングして小魚をとるところも2度見ることができた。寒いので魚の動きが悪いせいか、捕獲の成功率がいいようだ。雪とカワセミもなかなか絵になる。

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カワセミ

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2006.01.21

大雪

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東京地方は、5年ぶりの大雪。治療室のホームページを立ち上げた翌年、大雪が降ってバスで通勤した話を書いたことを思い出す。バスのタイヤもチェーンを巻いていたので、ゴトゴトとひどく乗り心地が悪かったのを覚えている。あれから5年以上たったのだ。きょうは自動車で通勤したが、前を行く市バスがやはりチェーンを履いていた。西菅団地は北斜面があるから、バスでもチェーンを巻かなければ危険なのだろう。

治療室のエアコンが頻繁に止まる。室外機の霜取りをするためらしい。そのつど、室温がぐんぐん下がる。ガスストーブも焚いているが、とうてい間に合わない。北国では、やはり石油や薪ストーブでないと話にならないのがよく分かる。

早めにうちに帰って雪掻きをした。通路を確保し、駐車場の屋根の雪を払った。松や竹が雪をかぶって大きくお辞儀をしている。湿った重い雪だ。10㎝あまりの雪でこれだから、豪雪地帯の人々の苦労は計り知れない。

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2006.01.20

霜柱

simobasira寒い朝だ。先週たっぷり雨が降ったので、地面に水分が多く、霜柱の伸びがいい。小石なんか軽々と持ち上げている。

地球の皮を
一枚
剥ぎ取って
誇らしげな
霜柱

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2006.01.19

ほんもの

録画しておいた「オーラの泉」を見た。上原さくらがゲストで、前世、花街に売られたとか、丑三つ参りをした、などという話をしていた。

そのとき、霊媒師や占い師がたくさんいるが、その中からホンモノを見極める方法について触れていた。江原さんによると、謙虚か傲慢か、が目安になるという。神様や自然の前に人間は小さな存在であるから、謙虚でなければならない。人を脅したり、威張ったりする傲慢な指導者はニセモノだと思っていいという。わたしもそう思う。このことは、どの分野でも同じではないだろうか。

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2006.01.18

うたたね

炬燵でまどろむ
とろけるような
ひとときは
一日の
ごほうび

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2006.01.16

冬の庭

kikyo

庭の片隅に
むくろを曝す
桔梗花
枯れてなお
うつくしく

桔梗:ききょう

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2006.01.15

オシドリ

井の頭公園にオシドリがいるというので行ってみた。暖かい日曜の午後なので、池のまわりにはたくさんの人がくつろいでいた。ギターを弾いて歌をうたっている若者もいれば、胡弓を弾いているおじさんもいる。絵を描いている人、、本を読んでいる人、子供と遊んでいる人、カップルで語らう人、さまざまである。池の中もカラフルなボートでいっぱいだ。カルガモやオナガガモがたくさんいる。人によく慣れていて逃げない。

公園のいちばん大きな橋(狛江橋)は人であふれ、エサをやったりしているので鴨たちが集まっている。キンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ユリカモメなどがエサを求めてひしめき合っていた。オオバンの姿も見える。暖かいので大きな錦鯉がゆったりと泳いでいた。

鳥に詳しそうな人を見つけてオシドリのいる場所を聞くと、弁天様のそばの池にいるという。井の頭公園には何度か来たことがあるが、そっちのほうにはまだ行ったことがなかった。池の奥まったところに行くと、オナガガモの群れのなかにお目当てのオシドリがいる。はじめは2組のカップルを見つけたが、やがて他のオシドリも飛んできて、5組ぐらいになった。

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いやいや、オシドリのオスの派手なことといったらないね。笑っちゃうぐらい鮮やかな色だ。まるで人形みたい。こんな鳥が実際に生きているというのが信じられないよ。それに比べると、メスの地味なこと、意地らしくなる。だけど、目のかわいさはメスのほうが上だな。

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ど派手な色
おもろい顔
こんなんが
生きとるんか
オシドリのオス

子供の頃、上野動物園や不忍の池でオシドリを見たような気がするが、こうして間近に泳ぎまわるのは見たことがない。ここで見たオシドリはいつもカップルでいる。だから、仲の良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼ぶのだろうか。だが、本当は浮気ものだという話を聞いたことがある。事実、オスは毎年相手を変えるらしい。

おしどりの里」というホームページでは、そんなことはないという。
オシドリは漢字で鴛鴦、または鴛と書く。鴛鴦
夫婦の仲のよいのを「鴛鴦えんおうの契ちぎり」などという。

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2006.01.14

やっぱり五行歌

録画しておいた「俳句王国」を見た。きょうの主宰は中原道夫、兼題は凍蝶。恥ずかしながら、凍蝶という字を見てすぐにイテチョウとは読めなかった。冬の蝶のことである。洒落た季語ではあるが、季語の知識がなければ俳句が読めないというのも悲しい。それだけに、俳句は限られた人にしか楽しめないものだなあと思ってしまう。

印象に残ったのは、主宰の「凍蝶に胸算用といふがあり」。蝶は意外に寒さにつよく、冬でもすこし暖かい日なら飛びまわる。飛ぼうか飛ぶまいか胸算用しているというのが面白い。しかし、他の参加者はだいぶ手こずっていたようである。

短歌も文語がメインだし、字数の約束があるので、ある程度は勉強しないといけない。そこへいくと、五行歌はいい。思ったことをそのまま表現できる。口語で自由に五行に書けばいい。草壁えんた先生の言葉を借りれば、

五行で
自由に
書けば
それが
五行歌

だから、

五行歌なら
凍蝶を
いてちょうと
読めなくても
だいじょうぶ

道端に
白い小さな花が
咲いている
冬の蝶のために
咲いている

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2006.01.13

気だるい時代

カタカナ語
鼻にかかった声
へんな息継ぎ
若い人の歌が
よう分からん

ものが豊かでも
満たされないのだろう
若い人の歌に
その歌い方に
気だるさを感じる

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2006.01.12

人の世

お葬式が終わったと思ったら、赤ちゃんが生まれたという知らせが来た。

年明けて
逝く人あり
生まれくる子あり
人の世は
連綿とつづく

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葬儀2

故人が地味な、ふつうの人だったので、自宅でオーソドックスな葬儀をおこなった。火曜日の納棺の前には、髭をそり、死に化粧をし、湯かんをした。兄弟、親戚が多いのでにぎやかだ。お通夜は寒かったが、たくさんの人がお焼香にみえた。祭壇には仕事着すがたの遺影を飾ったが、ちょっとはにかんだ表情が生前の本人をありのまま見せているようだった。

きのうの告別式もよく晴れて、万事順調に運んだ。故人は人付き合いが苦手だったが、まるごと善人だったので、成仏も早いと思う。先立った連れ合いや親たちと、昔話に花を咲かせる日も遠くないだろう。

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2006.01.10

葬儀

おととい近所の親戚で不幸があった。79歳の男性で、急性肺炎で亡くなった。遺族が若いので私がいろいろ世話をすることになった。葬儀屋さん選び、お寺への連絡、お手伝いの手配などで少々くたびれた。きょうがお通夜で、あしたが告別式。いまは業者がほとんどやってくれるようになったが、いろんなことに気配りをしなければならないのでけっこう疲れる。とにかく無事に終わらせたいと思っている。

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2006.01.07

七草粥の歌

けさは恒例の七草粥を食べた。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、ぜーんぶ生で。京子が生協で生の七草セットを買ってきたからだ。ちょっと土臭かった。七草粥は七種の雑穀でつくる粥、という説もあるらしい。そういえば、七種と書いてナナクサとも読める。種々と書いてクサグサとも読む。七草をシチグサと読んでしまうのは貧乏性か。

永六輔の土曜ワイドで、外山恵理アナウンサーが「七草粥の歌」をうたっていた。その歌をうたいながら七草を刻んでお粥をつくる習慣があるそうだ。京子も聞いたことがあるという。ネットで調べると、こんな歌だ。

七草なずな、唐土とうどの鳥が日本の土地に渡らぬ先に合わせてバタバタ

これを、お囃子のように歌いながら七草粥をつくるらしい。中国大陸から鳥が病気を運んでこないうちに七草粥を食べて丈夫なからだをつくろう、という意味だという。むかしは渡り鳥が伝染病を運んでくると思われていたらしい。最近の鳥インフルエンザ・ウイルスのことを思うと、この考え方もあながち的外れではない。

一般的には、おせち料理で疲れた胃腸をいたわるために青菜のお粥を食べるという習慣がある。七草は胃腸に優しい和風ハーブというわけだ。

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2006.01.05

とり初め

kawasemi101 カワセミ♂

雪でも降ってきそうな寒い日だったが、今年はじめて野川に行った。風もあるので野鳥は少なかった。スズメ、セキレイ、キセキレイ、カワラヒワ、ジョウビタキなどがいたが、カワセミにはなかなか出遭えなかった。あんまり寒いので帰ろうとしたら、キキーッとカワセミの鳴き声がする。世田谷トラストの前あたりで、カワセミの♂を見つけた。かなり間近で写真を撮ることができたが、すでに日が傾いているのでコントラストがつよい。オス2羽が縄張り争いをしているようだった。

kawasemi104 カワセミ♀

こちらは嘴の下側がオレンジ色なのでメス。胸も足もきれいな色なので成鳥である。神明橋のお気に入りの枝に陣取って、何度かダイビングを試みていた。だが、成功はしなかった。水遊びをしていたのだろうか、この寒いのに。

kawasemi105

ちょっと遠くから撮ると、これがまた絵になる。やはりカワセミには水がよく似合う。風で揺れる枝先にとまり、うまいことバランスをとっている。健気な鳥である。その他にも、ダイサギ、カワウ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、トンビなどを観察した。

野川には2時間ぐらいしかいなかったのに、家に帰ってきたら左のお尻っぺたが痛くなってきた。冷えたようだ。すぐ京子にお灸をしてもらったので、痛みは半減した。寒い日に鳥見をするには防寒ズボンが必要だ。外の仕事をする人は大変だな。

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2006.01.04

お富さん

例年のように木更津に行って、京子の実家の氏神様とお墓参りをした。木更津駅前の八幡様に行ったら、高校生が100人ぐらい神殿の前に整列していた。これは順番が回ってくるのに時間がかかるなと思っていると、ほどなく解散した。どこの学校と聞くと、拓大紅陵ですという。全員坊主頭だったから野球部らしい。甲子園へ行けるように願掛けをしたらしい。さわやかな光景ではある。

みんなで「お富さん」という居酒屋で楽しく食事をした。初めて入ったお店だけど、料理がみんな美味しかった。木更津は漁港もあるので、とくに魚はうまい。また、木更津といえば、切られ与三郎が有名だ。子供の頃、わけも分からずに「いきなくろべ~、みこしのま~つに」なんて流行り歌を口ずさんでいたことがあるが、あれは与三郎の歌である。その与三郎の相手がお富さん。この居酒屋は、そのお富さんの名前をつけたのだ。

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2006.01.03

箱根駅伝

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2006.01.02

地震雲

12月31日の夕方、雨戸を閉めていた京子が、「あれ、地震雲じゃない?」という。たしかに、南西の空に奇妙な雲が見える。飛行機雲のようなのが3、4本走っている。さっそく写真を撮った。雲が細く濃くなってゆくほうに震源があると感じる。西のほうだ。雲の鮮明度からいくと、震度は3ぐらいだろう。2、3日のうちに地震があるかもしれない。そんな話をした。

cloud

そうしたら、1日の夜11時ごろ、中部地方に地震があった。岐阜で震度3だったというテロップがテレビ画面に流れた。地震雲を熱心に研究している人もいるが、根拠がないという学者もいる。わたしはなんとなく関係があるのではないかと感じている。単なる飛行機雲の残骸だったのだろうか。

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2006.01.01

お正月

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お寺で朝8時半から午後3時半ごろまで、受付の仕事を手伝った。今年は雪こそ降らなかったけれど、うすら寒い一日だった。4時からは新年会にでた。疲れたので親戚のほうの新年会は京子に行ってもらった。

alba カワアイサ

元旦は年賀状を見るのが楽しみだ。そういえば、年賀状だけの付き合いになってしまっている人も少なくない。そんな中、鳥見の先輩からの賀状が際立っていた。写真のセンスだけでなく、対象への深い愛情が感じられる。

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