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2005.12.26

急性腰痛

きのう、腰痛で這うようにして40代なかばの男性が来た。腰を曲げ、何かにつかまっていないと立っていられない。どうしたのか聞くと、パソコンの上のプリンタに手を伸ばしたときに腰にピリッと痛みが走ったという。一日中、椅子に座って設計の仕事をしているそうだ。

痛みがひどくて、ボディクッションにも乗れない。そこで、いちばん楽な姿勢でいいからベッドに寝てもらう。横になって丸まっている姿勢が楽だという。そのままの姿勢で腰に細い鍼を刺していった。それから時間をかけてゆっくりと仰向けになってもらい、カウンターストレインの治療を行った。右骨盤の後屈と第2腰椎の左回転変位を矯正した。来たときより大分ぐあいがよくなって、帰っていった。

きょう、また見えたが、痛みは半分以上とれたようだ。まだへっぴり腰をしている。でも、自分ひとりでベッドに横になることができた。鍼をして温灸を加える。それから両膝を立て、さらに空中であぐらをかくような姿勢をとらせてみた。腰を丸くしている癖がつよいので気持ちがいいという。こうすると大腰筋がゆるむ。そのまま3分ぐらい固定して、ゆっくり戻す。これに、右骨盤の後屈と第2腰椎のねじれを矯正して治療を終わる。

服を着て出てきたこの患者さん、なんと腰をスッと伸ばして歩いているではないか。まだ怖くてびくびくはしているが、腰の痛みはぐんと楽になったようだ。治療のあとは1、2時間ほど横になって休むよう、そして、できるだけ保温と休養をするように伝えた。痛みがひどかっただけに、こういう患者さんは治療のし甲斐がある。

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