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2005.10.24

スリング

スリングというのが、若いママさんたちの間で静かなブームになっているそうだ。赤ちゃんを胸に抱くときの抱っこヒモのようなものだ。木綿の丈夫な布に赤ちゃんを包み込むように入れて、ハンモック状態にして肩から吊るすものだ。ときどき見かけるが、なかなかファッショナブルでもある。

スリングを使うと、赤ちゃんがまるくなって子宮の中にいるような状態になる。これが背骨の生理的なS字湾曲をつくるのに役立つという。昔の赤ちゃんはワラかごや揺りかごに入れて育てられたが、あれももちろん理にかなっている。背中が丸まると、自然に首が反り返る。しっかりと首がすわり、好んではいはいするようになる。

背骨の生理的湾曲は、脳への衝撃を吸収したり、複雑な動きのバランスを取るのに重要だ。だが、最近この湾曲が少なくなってきているという報告がある。背中を伸ばしたまま寝かせているので首が反らず、はいはいができない子が増えているそうだ。大人でも背中の湾曲が少なくない人が多い。極端にいうと、棒のようになってしまっている。猫背も問題だが、まっすぐ過ぎてもよくないのである。

漫画家のフクダカヨさんも、ずっと前からスリングの愛用者だ。

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