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2005.10.09

そけい部の痛み

30代なかばの男性が左の鼠径部が痛いといって、びっこを引いて来た。20年前に同じところが痛くなって、あちこちの病院でいろいろ検査したが原因が分からなかったそうだ。そこがまた痛くなったというのである。太ももの前側全体がしびれるようだという。しいて言えば、大腿神経痛ということになる。年を取って古傷が顔をだしたのだろう。

あんまり痛がるので、足を持ち上げたりする検査ができない。そこで仰向けになってもらい、患部の硬い筋肉に鍼をした。鼠径部と大腿四頭筋である。それから歩いてもらうと、少しらくになったが、まだ痛がる。

あらためて検査をすると、腰椎の3番がおかしい。腰椎の3番が4番の上で前屈し、かつ右に倒れている。それが原因で大腿神経が興奮しているのだろう。腰椎3番の治療姿勢をつくると、「ああ、これは気持ちがいい。らくです」という。私も原因が分かってホッとした。治療後はだいぶらくになったと喜んで帰った。

痛みのつよいときは検査がしにくいが、そんなときでも痛みのとれる姿勢はかならず見つかる。そうすれば、カウンターストレインでなんとか治療できるものである。

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