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2005.10.07

五行歌誌10月号

P1120066 月刊誌「五行歌」の10月号がとどいた。 B6版で338ページもある厚い雑誌である。いつもながら表紙のデザインがすばらしい。 今月は、数本の黒い幹に真っ赤なもみじが無数に散っている写真。 表紙の歌がまた強烈だ。

カルタゴの焦土に
容赦なく塩をまく
二度と
人の住めないように
敵を滅ぼす事のすさまじさ  龍雄


わたしの歌はやはりイマイチの感じだな。一つは、野川に行ってセミを拾いあげたところを詠んだものだ。お尻がくっついた2匹のツクツクホウシだった。 羽をつかむと2匹が千切れんばかりに暴れまくる。だが、お尻はくっついたままだ。それを見て、ちょっと興奮した。

道に落ちていた
セミを
そっと植え込みに置いた
交尾中の
法師蝉だった

蝉は気の遠くなるほど長い間、土の中で過ごし、ある夏の夜、未知の世界に這い上がる。そして残りわずかな命を、飛び尽くし、鳴き尽くし、生き尽くす。それゆえ、子孫を残す行為も濃縮されるのだろう。生半可なことで交尾を解くわけにはいかないのだ。現場の状況や思いを正確に伝えるのは難しい。

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