« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »

2005.10.31

スポット測光

きのうモズの写真を撮ったが、ひどく暗く写っていた。パソコンの修正がきかないほど暗い。肉眼では可愛いモズの顔がよく見えたのに、写真に撮ってみたらボツ。その理由は、オートで撮影したからだ。背景が空のように明るいものだと、カメラは自動的に露出をアンダーに設定する。その結果、対象物も暗く写ってしまうのだ。

露出補正をするには、オートでなくPSAMのいずれかのモードにしなければならない。きょう、あらためてニコンD70のマニュアルを見て露出補正のやり方を復習した。操作がちょっとややこしいが、何度か試し撮りをしたので今度はだいじょうぶだろう。

もうひとつ、測光モードを変えるという方法がある。基本設定はマルチ測光になっているが、それを中心部だけをピンポイントに測光するモードに変えることができるのだ。それを「スポット測光」という。マルチ測光とスポット測光で、治療室の熊のプーさんを撮ってみた。

01 02 03

左がマルチ測光、次は中央重点測光、右がスポット測光による撮影。
スポット測光モードの撮影では、熊のシャツの部分を測光している。

(左)マルチ測光モードでは、背景が白壁なのでプーさんがやや暗い。
(中)中央重点測光モードでも、測光範囲はそれほど狭くないのであまり変わらない。むしろ、左右の影をはずして白壁とガラスを強く感知しているため、プーさんはマルチ測光モードよりも暗くなっている。
(右)スポット測光モードによる撮影は、プーさんのエンじ色のシャツを感知している。この部分は暗いので露出がオーバーぎみに設定され、全体が明るく写っている。

04 スポット測光(中心は熊のおでこ)

ためしに、プーさんのおでこを中心にしてスポット測光をかけてみると、上ような写真が撮れた。おでこの部分は明るいので、こんどは写真が少し暗くなった。スポット測光の威力が遺憾なく発揮されている。露出補正もいいが、このスポット測光という機能もなかなかのものだ。こんどは、この機能を使っていろんな写真を撮ってみよう。いろいろな機能が満載なので、使いこなすのが大変だ。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2005.10.30

野川のカワセミ

kawasemi02

ひさしぶりに翡翠の姿を見ることもできた。きょうもカワセミには遭えないようだと思っていたら、帰りぎわ、神明橋の近くのお気に入りの枝にキラリと青く光るものが見えた。曇天なのにホタルのように光っている。初めて見たときに感動した、あのコバルトブルーだ。

kawasemi01

嘴の下が赤いのでメス、足が真っ赤なので成鳥だ。胸のオレンジ色があざやかだ。人が多いせいだろうか、ほどなく上流へ飛んでいってしまった。きょうは、キセキレイがアンテナに止まったモズにちゃちを入れるところや、ジョウビタキのオスの果てしなき戦い、ダイサギの優雅な飛行、それに美しいカワセミも見られたので大満足である。

寒くなると
魚を捕るのも
大変だね
お洒落な
カワセミくん

| コメント (6) | トラックバック (0)

ジョウビタキ

jobitaki05

午後、野川に行った。きょうは雲が厚く、写真を撮るにはちょっと暗い。京子がすぐにジョウビタキを見つけた。オスが2羽いて縄張り争いをしているようだ。ちょっと見、仲良く遊んでいるようにも見える。2羽はしきりに野川の両岸を行ったり来たりしていた。

jobitaki02

しかし、動きが速いのでなかなか写真が撮れない。近くに来ても、桜の木の枝や灌木に入り込んでしまう。上の写真は、たまたま川辺の葦に止まったところを撮ったものだが、遠かったのでちっちゃい。ジョウビタキは背中の白斑がきれいだ。いよいよ野川も晩秋に入る。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.29

顎関節症

20代の男性
20代の男性が左あごが痛い といって治療に来ている。4日前にはじめて来たが、そのときは顎の硬くなっている筋肉にいちばん細い鍼をして、カウンターストレインで咬筋をゆるめる治療をした。それから頚椎の矯正もした。その日と翌日はかなり楽だったが、また痛くなったという。

きょうは、骨盤と腰椎の矯正も加え、さらに背中や肩の凝りもほぐした。それから、顎関節のまわりの硬いところに鍼をし、カウンターストレインで矯正した。治療後はだいぶ楽になり、カックンという音もしなくなった。休みが取れないので、1週間後に次の治療をすることにした。

あごが細い
いまの若い人は顎が細い人が多い。親子は顔が似るから骨の形は遺伝性のものと考えていい。しかし、それにしても顎の細い顔が多い。これは明らかに、硬いものを食べなくなっせいだ。昭和30年代ごろまでは、子供もけっこう硬いものを食べている。スルメ、酢こんぶ、かき餅など、よく噛んで食べた。味噌汁のだしをとった煮干も食べた。

いまの子の好物はカレーやハンバーグだろう。あまり硬いものは食べない。大人だってそうだ。グルメ番組が目白押しだが、みんな「ワーッ、やわらかくて美味しい」なんて言っている。「噛みごたえがあって美味しいですね」などという言葉はあまり聞かない。これでは、歯も顎も弱くなって不思議はない。

よく噛む
しいのみ学園の曻地三郎先生は、ラジオ番組で長寿の秘訣を問われて、「30回噛むことです」と話していた。母親に教わったことを100歳になっても実行しているのだそうだ。現代人の咀嚼回数はせいぜい10回ぐらいではないだろうか。これでは顎は弱るし、唾液もじゅうぶん消化力を発揮できない。

ためしてガッテン」によると、ストレスで歯を食いしばっていることも原因らしい。そういう人はガムを噛むといい。うちでは、カネボウの「歯みがきガム」をすすめている。これは歯周病なんかにもいい。私はこのガムのおかげで、グラグラになった歯を5年も持たせている。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2005.10.27

「チャングムの誓い」最終回

BS2の宮廷女官ドラマチャングムの誓い』が終わった。全54回の放映で、なんと1年以上も続いた番組である。録画したりしながら、けっきょく、1度も欠かさずに見てしまった。京子が韓国ドラマにはまり、最初はそのお付き合いで見始めたのだが、私もけっこう楽しんだ。

changum

なによりも、映像がきれいだった。子役たちの可愛さ、娘たちの美しさ、宮廷、衣装、料理など、じゅうぶん堪能できた。後半は漢方薬や鍼灸が出てくるので、とくに興味深く見ることができた。ストーリーは、陰謀あり、理不尽あり、いじめありで、全編を通じて暗く悲しいが、映像の美しさに救われるところが大きかった。最後は、ま、ハッピーエンドになっている。

チャングムのおかげで、朝鮮の歴史が少し分かったのもよかった。
近くて遠い国、韓国が少し近づいてきた感じがする。

| コメント (2) | トラックバック (0)

あいさつ

背中を向けている人にも
おはようございます
と声を掛けてゆく女房
えらいなと思う
私にはできないから

河原を覆いつくす
セイタカアワダチソウ
これが
コスモスだったなら
などと思ってみる

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.26

ジョウビタキが来たらしい

あるばとろすさんのホームページ「野川の四季」によると、きのうジョウビタキが現れたらしい。きたみふれあい広場で撮ったオスの写真が載っていた。そこで、床屋さんに行ったあとジョウビタキがいそうな林に行ってみた。2、3ヶ所まわったが、見つからなかった。ま、そのうち出くわすじゃろう。雲が厚くなったので家に帰ってきたら、雨が落ちてきた。

昼間、BSでワールドシリーズを見た。井口のホワイトソックスが延長14回の熱戦の末、3連勝した。井口は2安打、1打点。おそらく優勝するだろう。日本シリーズはロッテが阪神をひねりつぶして無敗の優勝。阪神に一矢報いてもらいたかったが、ロッテの優勝はなんか嬉しい。ロッテのガムを噛んでいたからだろうか、選手がみなリラックスしていたように見える。ずいぶん早いバレンタインデーだ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.25

世直し順庵

先週、偶然『世直し順庵』という藤田まこと主演の時代劇ドラマを見た。これがなかなかいいので、きのう2回目も見た。順庵は江戸の貧乏医者だ。「これはもう手遅れじゃ」というのが口癖なので、別名「手遅れ医者」とも呼ばれている。情があつく、腕が立つ。江戸時代の医者の暮らしを見るのが楽しいし、漢方薬や鍼治療も出てくるので興味深い。

藤田まことは『剣客商売』以来、ファンになった。もともと時代劇は日本語がきれいなので嫌いではない。よほどのことがないかぎりカタカナ語が出てこないし、武士の言葉、町人の言葉、女性言葉など、表現が多彩で情緒がある。DVDに録画して、あとでコマーシャルをとばして見ている。悪い奴を抹殺するのだが、きのうは3人も、ちょっとやりすぎだな。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2005.10.24

スリング

スリングというのが、若いママさんたちの間で静かなブームになっているそうだ。赤ちゃんを胸に抱くときの抱っこヒモのようなものだ。木綿の丈夫な布に赤ちゃんを包み込むように入れて、ハンモック状態にして肩から吊るすものだ。ときどき見かけるが、なかなかファッショナブルでもある。

スリングを使うと、赤ちゃんがまるくなって子宮の中にいるような状態になる。これが背骨の生理的なS字湾曲をつくるのに役立つという。昔の赤ちゃんはワラかごや揺りかごに入れて育てられたが、あれももちろん理にかなっている。背中が丸まると、自然に首が反り返る。しっかりと首がすわり、好んではいはいするようになる。

背骨の生理的湾曲は、脳への衝撃を吸収したり、複雑な動きのバランスを取るのに重要だ。だが、最近この湾曲が少なくなってきているという報告がある。背中を伸ばしたまま寝かせているので首が反らず、はいはいができない子が増えているそうだ。大人でも背中の湾曲が少なくない人が多い。極端にいうと、棒のようになってしまっている。猫背も問題だが、まっすぐ過ぎてもよくないのである。

漫画家のフクダカヨさんも、ずっと前からスリングの愛用者だ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.23

ホシゴイ

hosigoi秋晴れで日向は暑いぐらいだ。野川に行ったが、野鳥の姿はまばら。きょうはカルガモや鳩も少ない。川辺で子供たちが石を投げたりしているのでカワセミも来ない。キーッという鳴き声がしたと思ったら、自転車のブレーキの音だった。

カワウやコサギの飛翔が美しい。ハクセキレイがきれいな声で囀っている。モズの鳴き声が聞こえる。

1時間ほど歩いてから帰ろうとすると、下流の葦原に何かがうずくまっている。遠くから見ると、ほとんど葦の色と同じで葉っぱのかたまりのようだ。双眼鏡で見ると、ゴイサギの幼鳥だ。斑点があるのでホシゴイと呼ばれている。保護色が絶妙にはたらいている。よく見えるところに移動して写真を撮り始めると、たちまち向こうに気づかれ、ホシゴイはすぐに飛び去ってしまった。

・川崎市長選と参議院補欠選の投票に行く。
・録画しておいた『杉原千畝ちうね』を見た。反町と飯島直子がよかった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

ドレミソラ

「世界一受けたい授業」のHIROSHI先生の話が面白かった。日本人の心に染み付いた音階はドレミソラで、ファとシの音が欠けているというのだ。ピアノでドレミソラと弾くと、少しもの悲しいが、心やすらぐような響きがする。ドレミソラだけでできている曲が意外に多いのに驚く。

鯉のぼり」「ハトポッポ」「一年生」などの童謡や、「函館の女」「昴」「大空と大地の下で」「上を向いて歩こう」など名曲。他にも「いい湯だな」や「笑点のテーマ」など。日本人の心に残る曲には、「ファ・シ」抜きの曲が多いという。 

| コメント (2) | トラックバック (0)

2005.10.22

国がやれ

中越地震から明日で一年。道路工事や土木工事があまり進んでいないようだ。とくに農家は後回しにされている。工事箇所が多すぎて手が回らないのは分かるが、ODAなどで大金を外国に贈るのをやめて、こっちに回してあげたらどうだろう。もうまもなく雪が降ってくる。

| コメント (1) | トラックバック (0)

2005.10.21

トンビ

tobi2小田急線の工事で、多摩川も落ち着かない。鉄橋の付近の河原には柵がつくられて入れない。草刈り機の音がうるさい。

空高く、鳶がゆっくり滑空していた。よく見ると子供もいっしょだ。餌の捕りかたでも教わっているのだろうか。

空高く
ゆったり
のんびり
舞う
トンビ

| コメント (0) | トラックバック (1)

2005.10.20

モーニングコール

けさも5時半ごろ、百舌もずの鳴き声で目が覚めた。キーキッキッキッキッと甲高い声が遠くに聞こえる。窓を閉め切っているのによく透る声だ。まだ縄張りが確定していないのだろう。野鳥も生きていくのはたいへんだ。

朝刊を開くと、神奈川版「よみうり五行歌」のページに私の歌が載っていた。あまり自信がなかったが、思ったままを素直に詠んだのがよかったのだろうか。

このところ
モーニングコールは
百舌の高鳴き
分かった、分かった
いま起きるよ

草壁焔太先生の評が嬉しい。「百舌の縄張り争いたけなわ。太田さんのゆったりした呼吸は、秋空に直結したような生活感を思い出させてくれる」。

| コメント (10) | トラックバック (0)

2005.10.19

神代植物公園

jindai11久しぶりに神代植物公園に行った。ちょうどダリアとバラが満開だった。急に思い立って出かけたのでLUMIXのカメラを持って行ったのだが、このカメラはレンズが明るすぎて、花が白トビしてしまう。あまり使っていなかったので露出補正の仕方を忘れてしまったし、せっかくバッグの中にNDフィルターが入っていたのに、そのことも忘れていた。ダリアの花をたくさん撮ったが、みんな明るすぎてボツになってしまった。

そのうち雲が出てきたので、バラのほうはいい写真が撮れるようになった。自然の造形の美しさには、ただただ感嘆するばかりだ。色といい、形といい、香りといい、ため息が出る。それぞれのバラには洒落た名前が付いている。今回はチャイコフスキーという白いバラがとくに印象に残っている。

jindai01

生田緑地のバラ苑もいいが、こちらのほうが広くて、歩きやすいかな。いい目の保養をさせてもらった。せっかく深大寺に来たのだから、深大寺そばを食べることにした。「新蕎麦あります」という幟が立っている店に入ってザルそばを注文した。さすがに香りがいい。

| コメント (3) | トラックバック (0)

2005.10.18

渡辺竜王

録画しておいた将棋のNHK杯戦を見た。21歳の渡辺明竜王と42歳の井上慶太八段の試合だ。プロの将棋は素人が見ても分からないので、いきおい解説者に頼らざるを得ない。中村修八段の解説はていねいで分かりやすかった。

ところが、渡辺竜王はとんでもない手を指して来る。ことごとく解説者の読みをはずしてしまう。「うわー、こんな手があったのか」「これで大丈夫なんですかね」「なるほど、こういうことだったのか」、などと解説者を驚かせた。やっぱり、若干20歳で竜王になるような人は並外れた頭脳を持っている。

相矢倉戦だったが、竜王は棒銀を効かして急戦を挑み、ほとんど一方的に相手をねじ伏せてしまった。そろそろ、その竜王戦が始まる。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.17

待ち合わせ

待ち合わせのときは
早めに行く
逢う楽しみと
待つ楽しみが
あるから

| コメント (4) | トラックバック (0)

地震の名残り

けさ治療室の神棚の水を替えようとしたら、コップの水が2cmほど減っていた。下に敷いた半紙がしわくちゃだ。水に濡れて乾いたらしい。角盆にも少し水が残っている。どうやら、コップの水がこぼれたようだ。

ふと思い当たったのが、きのうの地震だ。震度4というが、治療室は3階なのでけっこう揺れたのだろう。横揺れだったこともあるのだろうが、こんなに水がこぼれたのは初めてだ。でも、このぐらいですんでよかった。本当によかった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.16

四月の雪

4gatu町田でのまちえいで、ペヨンジュン主演の『四月の雪』を観た。麻生表現研究会でお世話になった故マルセ太郎さんが応援していたので、今でも時々この映画館に行く。雨の日曜日なのに、観客は20人足らず。おまけに、夫婦の1人が50歳以上だとシニア料金(60歳以上)と同じで、2人で2000円だから、申し訳ないような料金だ。2人で観れば、いつでも「映画の日」である。

『四月の雪』はなかなかいい映画だった。例によって韓国映画はちょっと暗いが、テンポがゆっくりで、ていねいに作ってあるのがいい。ストーリーはともかく、映像が素朴で美しい。それにしても、韓国映画は交通事故が多いな。そして、ペヨンジュンは逞しすぎる。

映画を観ているときに地震があった。まちえいは地下なので震度2強ぐらいだったが、駅の電光掲示板によると、地下鉄も止まったという。東京は震度4だったと、あとで知った。

町田の小田急デパートでは「京の老舗めぐり」なんていうのをやっていた。食品や民芸品など、京都のものは見るだけで楽しい。店員の京都弁が耳にこそばゆい。ちりめん山椒、茶碗などを買う。

久美堂で、片山由美子さんの『諳んじたい俳句88』と会津太郎さんの五行歌集『いとしい地球よ』を買った。『諳んじたい俳句88』はとても読みやすく、それぞれの句に石飛博光の書が添えられているのが嬉しい。監修は鷹羽狩行。『いとしい地球よ』は文庫サイズのハードカバーで、なかなかいい歌がある。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2005.10.15

百舌の声

このところ毎朝、モズの鳴き声で起こされる。窓を閉めていても、キーキッキッキッキとけたたましい声が耳をくすぐる。山から下りてきた百舌が、うちのまわりのケヤキや楓の木の天辺に止まって縄張りを宣言しているのだ。何度か姿を確認しているが、まだ写真を撮るまで行ってない。

去年はメスが来ていたが、ことしも同じ百舌が来たのだろうか。木の葉が落ちれば観察しやすくなる。あと10日もすれば、愛くるしいジョウビタキのメスもやってくる。そのつぎは、姿勢のいいツグミだ。

| コメント (2) | トラックバック (1)

2005.10.14

セイタカアワダチソウ

seitaka1昼休みに多摩川に行った。日差しがかなり強い。河原はどこもセイタカアワダチソウの天下だ。ススキとの競争にもらくらくと勝利している。花の形がちょうど黄色い泡を吹いたみたいで、「背高泡立ち草」とはうまい。荒地でも2m以上になる丈夫な花だ。

アオサギのダイナミックな飛翔、ダイサギやコサギの浅瀬での魚採り、カワウやカイツブリの潜水などを見て楽しんだ。

きょうは結婚記念日。23回目。また女房に「よくもったわね」なんて言われそうだ。きのう、テレビで「熟年離婚」なんていうのをやっていたので、ちょっと心配ではある。

| コメント (4) | トラックバック (0)

ミズヒキ

mizuhiki2木陰で
人知れず
自分を
咲ききる
ミズヒキ

ごま粒ほどの
真紅の花を
散りばめた
水引草が
そっと揺れる

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.13

国勢調査2

けさの読売新聞かながわ版の五行歌欄に、京子の歌が載った。国勢調査の集計を終えて区役所に持っていった後、ホッとして作った即興歌だ。タイムリーだし、リズムがいいので、ひょっとすると選に入るかなと思ったら、ひょっとした。草壁焔太先生に「お疲れさまでした。個人情報が尊重される時代なので、やりにくかったでしょう」というようなねぎらいの言葉をもらい、喜んでいる。

いない
会えない
出てこない
やっと終わった
国勢調査

| コメント (2) | トラックバック (2)

2005.10.12

カワウ

kawau002久しぶりにいい天気になった。裏のケヤキの天辺でモズがけたたましく鳴いている。いよいよ秋たけなわだ。

午後、野川に行った。1時間ぐらいしかいなかったのでカワセミには出会わなかったが、カワウ、コサギ、セグロセキレイ、コゲラなどを観察できた。

川鵜は
水面を駆け
強く羽ばたいて
ジャンボのように
舞い上がる

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.11

一目惚れ

P1120069知人がコクトーの「天使」の絵に一目惚れをして高価な買い物したと言うが、わたしもこの絵に一目惚れをして買ってしまった。もうだいぶ前のことだ。もっとも、私の場合は小田急の京都物産展での話で、絵も数千円のものだった。

コーヒーの袋か南京袋のような布地に墨でサーッと一気に書かれているが、これがじつに味がある。目が合ってしまったのが運のつき。しばらく動けなくなって、この観音像をじっと見つめていた。「どうする、アイフル! 」ってやつだ。

広隆寺の弥勒菩薩の前でも、その神秘的な美しさに見惚れて、動けなくなってしまったことがある。なんかこうヴァイブレーションが合うというか、対象に呼び止められたというか、そういうことが人生にはままあるものだ。雷に打たれたような恋愛があるとすれば、この最たるものだろう。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.10

体育の日は雨

体育の日なのに、一日中、小雨が降っていた。このところ、ずっと天気が悪い。はやくも秋の長雨だ。合羽を着て1時間あまり草刈りをした。涼しいので蚊が少ないし、草が濡れているのでよく切れる。それでも合羽の内側は汗びっしょりになった。

国勢調査の締め切り日なので、京子は最後の回収に出かけた。きょうは一軒回収できただけ。けっきょく85軒まわり、回収できたのは61軒だけ、24軒は未回収。ワンルームのアパートの留守と居留守が響いたようだ。とにかく、お疲れ様でした。

粉糠雨の
体育の日
だからといって
とくに運動もせず
のんびりと過ごす

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.09

角田光代

kakuta 課外授業「ようこそ先輩」は角田光代さんだった。「対岸の彼女」という小説で直木賞をとったそうだが、わたしは最近あまり本を読んでいないので知らなかった。横浜市の小学校で小6の生徒に小説を書かせるという話だったが、その内容が素晴らしかった。角田さんによると、作文は自分の視点だけでものを書こと、小説は自分以外の人の視点に立ってものを書くことだという。

まず家族の食卓の絵を描かせ、それから、その中の誰かひとりになって文章を書かせてみる。多くの生徒はお母さんになって、「食事の支度が大変だ、誰か手伝ってくれないかな」なんていう文を書いていた。つぎに、自分の隣に座っているクラスメートになりきって文章を書くように言う。男女が隣合っているので、男の子は女の子に、女の子は男の子になって書くことになる。手始めにドッジボールをやらせて自分の相手を観察させる。こういうところが実にうまい。

ものを書くためには、なによりも事実を観察することが大切なのだ。その観察を土台にして想像をふくらませてゆく。そうすれば小説が書けるという。

与えられたタイトルは「放課後のつぶやき」。生徒たちは、隣の子を主人公にしてそれぞれユニークな文章を書いた。これがなかなか面白い。小6ぐらいになると、観察力も想像力もかなりのものだ。指導者の力量に依るところも大きい。

| コメント (0) | トラックバック (0)

そけい部の痛み

30代なかばの男性が左の鼠径部が痛いといって、びっこを引いて来た。20年前に同じところが痛くなって、あちこちの病院でいろいろ検査したが原因が分からなかったそうだ。そこがまた痛くなったというのである。太ももの前側全体がしびれるようだという。しいて言えば、大腿神経痛ということになる。年を取って古傷が顔をだしたのだろう。

あんまり痛がるので、足を持ち上げたりする検査ができない。そこで仰向けになってもらい、患部の硬い筋肉に鍼をした。鼠径部と大腿四頭筋である。それから歩いてもらうと、少しらくになったが、まだ痛がる。

あらためて検査をすると、腰椎の3番がおかしい。腰椎の3番が4番の上で前屈し、かつ右に倒れている。それが原因で大腿神経が興奮しているのだろう。腰椎3番の治療姿勢をつくると、「ああ、これは気持ちがいい。らくです」という。私も原因が分かってホッとした。治療後はだいぶらくになったと喜んで帰った。

痛みのつよいときは検査がしにくいが、そんなときでも痛みのとれる姿勢はかならず見つかる。そうすれば、カウンターストレインでなんとか治療できるものである。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.08

鏡の中に
それなりに
年をとった
自分の顔がある
歴史がある

五行歌の「挨拶通り」というサイトに、ときどき書き込みをしている。今週の題詠は「見る」なので、とりあえず自分の顔を鏡で見てみた。そうしたら、すぐこんな歌ができた。そのまま「挨拶通り」に置いてきた。五行歌は口語で、字数に縛られず、自由に書けるのがいい。しかし、さすがに即詠なので荒削りである。ちょっと手を加えてみよう。 

鏡の中
それなりに
年をとった
自分がいる
これが俺だ

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.07

五行歌誌10月号

P1120066 月刊誌「五行歌」の10月号がとどいた。 B6版で338ページもある厚い雑誌である。いつもながら表紙のデザインがすばらしい。 今月は、数本の黒い幹に真っ赤なもみじが無数に散っている写真。 表紙の歌がまた強烈だ。

カルタゴの焦土に
容赦なく塩をまく
二度と
人の住めないように
敵を滅ぼす事のすさまじさ  龍雄


わたしの歌はやはりイマイチの感じだな。一つは、野川に行ってセミを拾いあげたところを詠んだものだ。お尻がくっついた2匹のツクツクホウシだった。 羽をつかむと2匹が千切れんばかりに暴れまくる。だが、お尻はくっついたままだ。それを見て、ちょっと興奮した。

道に落ちていた
セミを
そっと植え込みに置いた
交尾中の
法師蝉だった

蝉は気の遠くなるほど長い間、土の中で過ごし、ある夏の夜、未知の世界に這い上がる。そして残りわずかな命を、飛び尽くし、鳴き尽くし、生き尽くす。それゆえ、子孫を残す行為も濃縮されるのだろう。生半可なことで交尾を解くわけにはいかないのだ。現場の状況や思いを正確に伝えるのは難しい。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.06

ヴィパッサナー瞑想法

ヴィパッサナー瞑想法については、以前、ウイリアム・ハート著"The Art of Living" の翻訳をさせてもらった。これは春秋社から『ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門』というタイトルで出版されている。また、瞑想コースに参加したときの様子を体験記としてまとめ、陽気堂はり治療室のホームページに公開している。

ときどき、本や体験記を読んで10日間コースに参加したという方がメールをくれたり、ホームページの掲示板に書き込みをしてくれる。いまは直接ヴィパッサナーに奉仕できない状態だが、こういう形で瞑想者が増えていくのをみるのは嬉しい。きのうも掲示板にこんな書き込みがあった。

こんにちは、はじめまして、
私は、この前の9下旬からのヴィパッサナー10日間コースを始めて体験させていただいた者です。私の場合、知人友人の紹介ではなく、偶然ネットでヴィパッサナー協会のHPを知ったので、興味はあったのですが同時に胡散臭い気持ちが強くて、一年ぐらい放置していたのですが、今年どうしても行きたくなり、体験者の情報を検索しているうちに、ここのHPを見つけました。こちらの体験談のお陰で、コースを受ける決心がつきました。また、翻訳しておられるヴィパサナーの本も参加前に読むことができ、とても助けになりました。参加してみて、本当に本当によかったです。ありがとうございます。by naovo

さっそく返事を書いた。

naovoさん、はじめまして、
書き込み、ありがとうございます。
わたしの「ヴィパッサナー瞑想体験記」を読んでいただいてもらったことを嬉しく思います。わたしはドイツ人の友人の紹介で行きましたが、まったく予備知識がなかったのでずいぶん戸惑いました。どうやって逃げ出そうかとばかり考えていましたよ。(^-^)

でも、結果的には人生を大きく変えるような体験を得ることができました。表面的な暮らしはあまり変わっていないのですが、心が落ち着き、目先のことに一喜一憂することがなくなり、ゆったりと生きることができるようになりました。結局はお金という人も多いけれど、結局はこころですからね。何度かコースをとったら、ぜひ奉仕をされることをおすすめします。ひとのためでなく、自分のためにです。

きょうの昼休みにも、ヴィパッサナーの瞑想をしている人がみえた。『ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門』を読んで10日間コースをとった人で、タイやミャンマーでも瞑想コースに参加してきたという。わたしが本を書いたわけではなく、ただ翻訳をさせてもらっただけだが、それでも瞑想の輪がひろがっていくのをみるのは実に嬉しい。

| コメント (0) | トラックバック (1)

2005.10.05

腸腰筋

寝たきり予防のためには筋力アップ必要だ。それには運動がいい。もちろん歩くのもいいが、それ以上に自転車に乗るほうがいい。今日の「ためしてガッテン」はそんな内容だった。わたしは毎日自転車で通勤している。片道15分だから往復30分ほどだ。このぐらいでは大した運動にはならないと思っていたが、これが意外にいいようだ。

歩くのも自転車に乗るのも、心拍数や消費エネルギーには大差がないらしい。自転車のほうが楽に感ずるのは、風が熱をうばうので爽やかだし、下り坂になれば惰性で走れるからだろう。しかし、上り坂になれば自分と自転車の両方を脚力で運ばなければならないから大変だ。

choyokin PETスキャンで調べると、歩くときはふくらはぎの筋肉をよく使っている。地面を蹴る筋肉だ。一方、自転車に乗るときは太ももの筋肉をよく使う。それだけでなく、深層の腸腰筋もよく使っている。だから、歩くより自転車に乗るほうが筋力アップにつながるのだそうだ。番組では、自転車に乗るだけで血管年齢が若返ったという実験を紹介していた。

ところで、腸腰筋というのは1本の筋肉ではなく、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の総称である。大腰筋は腰椎の前外側から出て、おなかの中を通り太ももの付け根の内側に付いている。小腰筋は大腰筋を補助している。腸骨筋は骨盤の内面から出て、やはり太ももの付け根の内側に付いている。いずれも、太ももを引っ張りあげるはたらきをする。だから、この筋肉が弱ると、太ももが上がらなくなったり、腰が丸くなったりする。

ぎっくり腰にはいろんな種類があるが、この腸腰筋が異常収縮を起こしていることも少なくない。長時間しゃがんで草むしりなどをしていて急に立つと、この腸骨筋がおどろいて過度に収縮し、そのまま腰を伸ばせなくなるのだ。そういうときは、もう一度しゃがんで腰を丸め、2、3分してからゆっくりゆっくり立ち上がるとかなり痛みが消える。

| コメント (2) | トラックバック (2)

2005.10.04

生きて死ぬ智慧

ikitesinuchieゆうべBShiで柳澤桂子さんが、般若心経の現代語訳『生きて死ぬ智慧』について話をしていた。ラジオ深夜便など別の放送でも柳澤さんの話を聞いているが、こんどは般若心経中心の話なので特に面白かった。この本はなんと柳澤さんの34冊目の本だという。

柳澤桂子さんは最先端の生命科学者である。しかし、ただ理路整然と般若心経を説くのではなく、ご自分の長い闘病生活から体験的に悟ったことを語られている。わたしは自分自身が何度かブッダの原初の瞑想法を体験しているので、ことに興味を持って聞いた。ブッダの原初の瞑想法はヴィパッサナーである。

お聞きなさい
私たちは広大な宇宙のなかに存在します
宇宙では形という固定したものはありません
実体がないのです
宇宙は粒子に満ちています
粒子は自由に動き回って形を変えて
おたがいの関係の安定したところで静止します

お聞きなさい
形のあるもの
いいかえれば物質的存在を
私たちは現象としてとらえているのですが
現象というものは
時々刻々変化するものであって
変化しない実体というものはありません
実体がないからこそ形をつくれるのです
実体がなくて変化するからこそ
物質であることができるのです

お聞きなさい
あなたも宇宙のなかで
粒子でできています
宇宙のなかの
ほかの粒子と一つづきです
ですから宇宙も「空」です
あなたという実体はないのです
あなたと宇宙は一つです

宇宙は一つづきですから
生じたということもなく
なくなるということもありません
きれいだとか汚いだとかいうこともありません
増すこともなく減ることもありません
「空」にはそのような
取るに足らないことはないのです

『生きて死ぬ智慧』(p6~p11)より   

→日本ヴィパッサナー協会

| コメント (0) | トラックバック (1)

2005.10.02

10月夏日

10月に入ったのに、30度を越える暑い一日だった。アスファルトの街は焼けるようで、日差しが痛い。登戸小学校の前を通ると「親子運動会」をやっていた。参加者が熱中症にならないか心配してしまう。

kosmos1

コスモスや萩の花が目につくようになったが、まだ百日紅や槿もがんばっている。少し涼しくなってから草取りをしたが、小一時間もすると薄暗くなってきた。まっこと、秋の日はつるべ落としである。

京子は国勢調査の用紙を回収しに何度も出かけてゆく。階段の昇り降りが多いので膝が痛くなったと言っていた。お疲れ様。夕食は秋刀魚の塩焼き。旬のものはうまい。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.01

曼珠沙華

どういうわけか今年は登戸の長念寺のヒガンバナが遅れ、やっと今頃になって咲きはじめた。まだ蕾のものも多い。毎年お彼岸には満開になるのに今年は陰も形も見えず、誰かが抜いてしまったのかと思ったほどだ。

manjushage4

彼岸花すなわち曼珠沙華は、何もないところから黄緑色の茎をスッとのばし、いきなり真っ赤な花を咲かせる。色も毒々しいが、細い触手のようなものをたくさん出すのも不気味である。だれかが「遊女の怨念」だなんて詠っていた。

去年観察したところ、花が終わると1ヶ月ぐらいして葉が出てくる。水仙の葉を少し細くしたようで、色は濃緑色だ。葉は翌年6月ごろ枯れる。そして秋の彼岸のころ、また花だけが先に咲くのである。

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »