スターウォーズ3
新百合ヶ丘のマイカルで、『スターウォーズ』のエピソード3を見た。英語がほとんど聞き取れないのと、字幕を読むのが疲れるので、日本語吹き替え版を見た。混んでいることを予想して、インターネットのe席リザーブというのを利用して席を予約しておいた。入りはほどほどだったが、前もって座席を確保できるというのは安心だ。
映画はのっけから宇宙空間での戦闘シーンで、その迫力に圧倒された。このエピソード3では今までのいろいろな疑問が解けて、精神衛生上よかった。とにかく、飛行艇、戦闘機、宇宙人、ロボットなど、つぎつぎと観客を驚かすような仕掛けがしてあって、またたくまに時間がたってしまう。なんだかんだ言って、けっきょく、これで全編を見たことになる。
考えれば矛盾だらけの映画だが、娯楽映画としては一級品にまちがいない。瞑想の修行をして無心になると大いなるフォースが働くというのがいい。怒り、憎しみ、恐れなどの感情をつよく持つと暗黒面に堕ちるというのもいい。この宇宙はプラスとマイナスの力で成り立っているのは真実なのだから。
ただ、笑っちゃうことも多い。地球以外の星なのにどこにいっても酸素があり、異星人どうしが共存している。しかも、英語が通じちゃう。飛び道具やハイテク武器があるのに、最後はチャンバラで勝敗がつく。執着を超えた心境でフォースが働くのに、戦争をする。R2D2はどうしてでこぼこ道を平気で歩けるのだろう。ダースベーダーはどうやって食事をするのだろう。ま、いいか、所詮これは大型娯楽映画なのだ。
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