« 古代ハス | トップページ | 震度5ぐらいだった »

2005.07.23

ヒオウギ

nubatama薬師池の万葉苑でぬばたまの花を見た。 あやめのような葉を持ち、斑点のある6弁の花びらが咲く。ネットで調べると、ぬばたまというのは花の名前ではなく、この花の種なのだそうだ。黒い種なので「黒」や「夜」を示す枕詞として和歌に使われているという。

花の名前はといえば、檜扇と書いて「ヒオウギ」という。花の形が檜扇に似ているかららしい。この写真は少し赤がつよいが、実際はもう少しオレンジ色をしている。

居明かして
君をば待たむ
ぬばたまの
我が黒髪に
霜は降るとも

ぬばたまの
黒髪変り
白けても
痛き恋には
逢ふ時ありけり

「ぬばたま」の入った和歌を二つ、五行歌ふうに。上の歌は「夜通しあなたを待っています、わたしの黒髪に霜がおりても」、下の歌は「黒髪が白くなっても、せつない恋をすることがあるものですね」の意。雑音が少ないぶん、万葉人のほうが情熱的だったかもしれない。

→「「ぬばたま」の入った歌


« 古代ハス | トップページ | 震度5ぐらいだった »

コメント

こんにちは! はじめまして。
先日はTBありがとうございました。
和歌にも詠われる花だったんですね
種が充実し、はじけるとドライにフラワーとして飾っています
植物の起源や歴史について知ることも大事ですね
ありがとうございました

投稿: hana | 2005.07.27 15:56

hanaさん、こんにちは、
わたしはまだヒオウギの種、ぬば玉をまだ見たことがありません。
おそらく、黒光りしているのではないでしょうか。
ヒオウギの花も薬師池の万葉苑で初めて見ました。
目にはしていたのでしょうが、関心がないと
駄目ですね。

投稿: ripple | 2005.07.28 09:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27397/5111946

この記事へのトラックバック一覧です: ヒオウギ:

« 古代ハス | トップページ | 震度5ぐらいだった »