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2005.07.31

プチ断食

アトピーの患者さんがみえたが、今日はことのほか皮膚がきれいだ。小学校の先生で、学校が夏休みに入ったため仕事が減り、夜更かしをすることがなくなったからだろう。睡眠不足や仕事のストレスがアトピーを悪化させることがよく分かる。

その人が、きのうプチ断食をしたという。1日だけの断食だ。金曜日の夕食を軽くとり、土曜日は三食とも食事を抜く。かわりに、野菜ジュースとサプリメントを飲む。そして日曜の朝、おかゆを食べる。きのうの夜は、さすがにお腹がすいて辛かったが、今朝のおかゆは涙が出るほど美味しかったと話していた。

皮膚がきれいになったのは、このプチ断食も効いているようだ。食事をとらなければ、からだは少なからず生命の危機を感ずる。そして、いろんな器官を総動員して健康を維持しようとする。いままで怠けていた細胞がいきいきと活動する。その結果、体調がよくなっていく。そういうことは十分に考えられる。

いま、多くの病気は「食べすぎ」から来ている。肥満、動脈硬化、通風、糖尿病、肝臓病、心臓病など、だいたいが過食や運動不足が原因である。たまにはプチ断食でもして、余分なものを捨て、からだを目覚めさせてやる必要があるだろう。

→プチ断食の方法(一例)

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2005.07.30

偏頭痛

30歳の男性が偏頭痛の治療にみえた。もう長いあいだ偏頭痛をわずらっているという。頭痛にはいろいろな原因があるので、くわしく問診をするようにしているが、病院で検査をしてもそれらしい原因は見つからなかったそうだ。

tenchu交通事故はないかと聞くと、6年前にバイクの事故を起こし、右足の大腿骨のひざに近い部分を骨折したことがあるという。注意深く検査をしてゆくと、後頚部の左側に大きなしこりがある。ちょうど天柱というつぼのところだ。

本人は気づかなかったようだが、おそらく事故で首を振られ、一種のムチウチ症を起こしたのだろう。ここは後頭神経が通るから、頭痛の原因になる可能性が大きい。

まず細い鍼で首や背中をほぐし、軽くストレッチをして緊張をとり、それからカウンターストレイン療法をおこなった。頚椎1、2番の左後屈変位の治療だ。

天柱のしこりは、その部分の筋肉が拘縮している証拠である。一般的には、縮んだ部分をストレッチして筋肉を緩めてゆく。だがカウンターストレインでは、縮んだ筋肉をたるめるようにして治療する。からだは何か理由があってその筋肉を縮めているのだ。縮めたい、伸ばしたくない。無理に伸ばせば怒る。

患者さんを仰向けにし、あごを上げ、天柱のしこりが一番やわらかくなるところを見つけて固定する。2分ほど患者さんに脱力してもらう。それから、ゆっくりゆっくり戻してゆく。これで天柱のしこりは半分ぐらいの大きさになった。古傷なので時間がかかるかもしれないが、偏頭痛はずっと軽くなるだろう。

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2005.07.29

オハグロトンボ

tombo001昼休みに多摩川に行った。台風のあとなので水量が多く、水も濁っている。暑いので釣り人はまばらだ。それでも、サッカーをやったり、裸でキャッチボールをしたり、木陰で涼む人などがいる。中高年のサイクリストもがんばっている。

tombo003それから、二ヶ領用水に行ってみた。真っ黒なトンボがひらひら飛んでいる。オハグロトンボだ。草の葉や川の中の杭に止まっているところを写真に撮った。子供の頃は、うちの近所の小川にたくさんいたが、最近はほとんど見ることがなくなってしまった。

オハグロトンボは、蝶のようにひらひら羽ばたいて飛び、止まるときも羽を垂直に立てる。その身のこなしがじつに優雅である。真っ黒なので神秘的でもある。カミサマトンボと呼ぶ地方もあるそうだが、それも肯ける。

胴が黒いのがメス(写真上)、金緑色のがオス(写真下)。一頭が休んでいるところに別のがくると、必死で追い払っている。どうも縄張り争いらしい。トンボの世界もらくではなさそうだ。

木漏れ日のなか
ひらひら飛び交う
オハグロトンボ
ここはまるで
魔界の入口

川辺の木陰を
歩いて行くと
オハグロトンボが
飛んできた
もしや、ご先祖様?

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2005.07.28

オサムシ

ラジオこども電話相談で、「オサムシの後翅がなぜ小さくなったのか」と質問した子がいた。回答者の昆虫学者・杉浦先生が「オサムシを知っているのかい。きれいだよね。ぼくもよく観察したよ」と言っていた。どこにでもいる虫らしいが、はて、オサムシとはどんな虫だろう。

インターネットで調べると、2、3cmのカミキリムシのような形をした甲虫で、小さなカナブンのようにずんぐりしたのもいる。畑などでよく見る虫だ。翅は退化して、飛べない。ミミズやカタツムリなんかを食べる。刺激すると臭い液体を放出するので、ヘッピリムシなどと呼ばれることもあるらしい。→歩く宝石

背中の色が、黒、茶、赤、青、緑など、いろんな種類がある。北海道やヨーロッパには玉虫色のオサムシがいて、「歩く宝石」と呼ばれるそうだ。しかし、ゴミムシと一緒に語られたりするぐらいだから、あまりパッとした虫ではない。

漫画家の手塚治虫は昆虫少年で、ペンネームの「治虫」はオサムシに由来するそうだ。「昆虫記」で有名なファーブルもオサムシの虜になっている。「バカの壁」を書いた解剖学者・養老孟司さんは、たしかゾウムシのマニアだ。この世には、人を夢中にさせるものが無限にある。

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2005.07.27

腐葉土の力

台風一過の空は青く、清々しい。ところが、気温がどんどん上がり、35℃ぐらいになった。久しぶりの真夏日だ。ちょっと草むしりをしたが、シャツを通してジリジリと皮膚が焼ける。たちまち汗が吹き出る。

去年、木枠をつくって枯葉を入れたところに自然にカボチャが芽を出した。それが驚くほど立派に成長している。茎も太いし葉も大きい。3つほど実がなっている。畑に植えたカボチャのほうは雨で溶けてしまったが、こちらは恐ろしく元気だ。腐葉土の養分というのはすごいものだ。

そういえば、このあいだ「日本一多くの木を植えた男」という番組を見たが、宮脇昭という方が、東南アジアや万里の長城の緑化に取り組んでいる。その土地に合った木を選んでポット苗をつくり、それを荒れた地に植えれば、10年で森ができるという。

肥料は落ち葉だけ、腐葉土だけでいい。水もあまりやらないほうがいい。少し条件が悪いぐらいのほうが植物はがんばって強く育つ。カシ、ブナ、タモ、シイ、クヌギなどの照葉樹の苗を混ぜて植えれば、自然が自分でうまいこと森をつくっていくそうだ。

夕食に茶豆のエダマメを食べた。実はあまり大きくならなかったが味はいい。
枝豆を取るとき、あちこち蚊に刺されてしまった。

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2005.07.26

台風7号

現在午後5時半。不規則に雨が降っている。風はまだほとんどない。おととい発生した台風がもう関東地方に上陸しようとしている。それだけ台風が発生した場所が日本に近いのだ。温暖化を証明するように、日本は温帯から亜熱帯に入りつつある。

湿気のせいか
台風のせいか
からだが重い
70キロもあれば
そりゃ重いわな

実際は65㎏なんだけど、語呂がわるいので少し鯖を読んでいる。

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2005.07.25

ヒオウギズイセン

montbretiaこれも薬師池で撮った写真だが、朱色の花にクロアゲハが舞っている。この花は最近よく目にするが、名前が分からない。ネットで調べると、モントブレチアというそうだ。別名、ヒオウギズイセン(檜扇水仙」)、あるいはヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。そういえば、おととい書いたヒオウギの花に似ていなくもない。

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2005.07.23

調布の花火

hanabi006多摩川の土手まで行って、調布の花火を観た。いつもながら、ここの花火はスケールがでかい。新作花火、尺玉百連発、三尺玉、ナイアガラなど、見ごたえがある。そばにいた若い人が「やばい」を連発していた。いまどき、「やばい」は「すごい」の同義語らしい。大きい花火が上がると、ほんとに頭上に火の粉が降るようだ。やばい。

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震度5ぐらいだった

患者さんのからだにトレガー療法を行っていたら、部屋全体が揺れだした。揺れはだんだん強くなり、一時は窓が割れるのではないかと思ったほどだ。体感的には震度5ぐらいだった。治療室はビルの3階だから、地上より揺れが大きく感じられる。

患者さんはといえば、最初からからだを揺すられていたので「あんまり分かりませんでした」という。トレガー療法というのは、からだを優しく揺すって背骨や骨盤をゆるめる手技療法である。うちでは治療の初めと終わりに行っている。

窓を開けると、小田急の新型ロマンスカーが線路上で非常停止していた。地下鉄も一時は全線ストップした。アクアラインなど道路も閉鎖された。徐々に回復しているが、ほんとに大きな揺れだった。

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ヒオウギ

nubatama薬師池の万葉苑でぬばたまの花を見た。 あやめのような葉を持ち、斑点のある6弁の花びらが咲く。ネットで調べると、ぬばたまというのは花の名前ではなく、この花の種なのだそうだ。黒い種なので「黒」や「夜」を示す枕詞として和歌に使われているという。

花の名前はといえば、檜扇と書いて「ヒオウギ」という。花の形が檜扇に似ているかららしい。この写真は少し赤がつよいが、実際はもう少しオレンジ色をしている。

居明かして
君をば待たむ
ぬばたまの
我が黒髪に
霜は降るとも

ぬばたまの
黒髪変り
白けても
痛き恋には
逢ふ時ありけり

「ぬばたま」の入った和歌を二つ、五行歌ふうに。上の歌は「夜通しあなたを待っています、わたしの黒髪に霜がおりても」、下の歌は「黒髪が白くなっても、せつない恋をすることがあるものですね」の意。雑音が少ないぶん、万葉人のほうが情熱的だったかもしれない。

→「「ぬばたま」の入った歌

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2005.07.22

古代ハス

二千年の
眠りから
覚めて
いま華やぐ
大輪の花

ふっくらと
うまそうな
ハスの蕾
桃太郎が
出てきそう

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2005.07.21

転送できません

ホームページ「陽気堂はり治療室」の表紙写真をハスの花に変えてアップロードしたら、「このファイルは転送できません」というエラーメッセージが出た。ブラウザを見ると、なんと写真の上半分しか載っていない。転送ソフトを変えて何度かやってみたが、やはり、うまくいかない。

やむをえずレスキューミーのホームページを出して1回のチケットを買い、電話相談してみることにした。ところが、ホームページビルダーについては相談にのれないという。しかたなくこれをキャンセルして、ビルダーのオンラインヘルプを見てみた。

FAQを見ていくと、「ホスト・コンピュータ側の容量がいっぱいの場合、転送できないことがあります」というのがあった。もしやと思って容量を調べると、19.5MBになっている。契約は20MBだから、ほとんで限界だ。早速いくつかの画像ファイルを削除して再度挑戦した。そして、晴れて転送に成功。

前にも同じようなことがあって容量を増やしたのだが、一部をべつのプロバイダに移したので、また20MBに戻しておいたのだ。それにしても最近はほとんどブログに書いているので、ホームページのほうはサイズを増やしていないのになぜだろう。せめて、「容量オーバーのため転送できません」というメッセージぐらい示してほしいものだ。

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2005.07.20

春夏秋冬そして春

ビデオ屋「ゲオ」からDVDを3本借りてきた。韓国映画の『春夏秋冬そして春』と『おばあちゃんの家』と、中国映画『HERO』だ。さっそく韓流2本を見たが、どちらもいい映画だった。DVDはさすがに画質がいい。

春夏秋冬そして春』は、湖に浮かぶお寺での師匠と弟子の不思議な物語で、自然と人生の四季をオムニバス調にまとめたものだ。自然が美しい。台詞は少ないが、いのちの大切さ、欲望の落とし穴、こころの持ち方などを上手に描いている。一見の価値がある。

おばあちゃんの家』のほうは、聾唖のおばあちゃんと孫の関係を描いたものだ。都会の鼻持ちならぬ自己中の孫が、田舎のおばあちゃんに少しずつ心を開いていくという話だが、おばあちゃんの存在感が偉大である。これも台詞が少ないが、つぎつぎといろいろ語りかけてくる。なかなか考えさせる映画である。

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大賀ハス

町田の薬師池公園に蓮の花を見に行った。うちから車で30分ぐらいだ。中高年のカメラマンがたくさんあちこちに三脚を立てて、お目当ての蓮の花をねらっている。スケッチをしている人も少なくない。花はまだ咲き始めのようで、花のあとにできるシャワー状の花茎が少ない。大きな緑の葉のあいだに、美しいピンクの花が散見する。蕾も花もじつに「おいしそう」である。

hasu002 hasu007 hasu001 hasu012

ここのハスは「大賀ハス」と呼ばれている。1951年、故大賀一郎博士が千葉県検見川遺跡で2000年以上も前のハスの実3個を発掘し、そのううちの1個を発芽させることに成功した。ここのハスは、その大賀ハスの株を孫分けしたものだそうだ。2000年も前の種が発芽するというのもすごい。

園内の展示場では、秋山庄太郎の「蓮と睡蓮の写真展も開かれていた。それから、民家園、万葉苑にも足を伸ばした。池にはカルガモ、アヒル、カイツブリなどが遊び、カメが甲羅を干していた。カワセミも見えた。ここはいい公園だ。

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2005.07.19

みそはぎ

みそはぎの花が咲いている。ちょうど7月の10日ごろから咲き始めたから、7月のお盆に間に合った。これから旧暦のお盆すぎ頃まで咲く、可憐な花だ。

広辞苑をひくと、溝萩という漢字が当てられている。禊萩(みそぎはぎ)の意か、とも書いてある。日当たりのいい湿地を好むという意味では溝萩かもしれないが、それでは色気がない。お盆のとき盆棚の供物を清めるのに使われるので、やはり禊萩だろう。わたしはと言えば、水萩の訛りかと思い込んでいた。

misohagi3

盆花
と呼ばれ
律儀に
盆に咲く
紅い花

蝶はヒメウラナミジャノメ♀(姫裏波蛇目)

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ヒグラシ

きのうの「海の日」は暑かった。梅雨が明けたそうで、気温は33度ぐらいまで上がった。部屋の掃除をしたり、窓にすだれを掛けたりしたが、動くとすぐ汗だくになる。シャワーを3回も浴びてしまった。夕方、ヒグラシの声を聞いた。ことし初めてのことだ。

カナカナカナ
と蜩の声
透き通る声が
哀哀哀
と聴こえる

哀:かな

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2005.07.16

イタリアンホワイト

庭にイタリアンホワイトという名前のひまわりが咲いている。ホワイトというよりも、ややクリーム色をしている。去年咲いたものが種を落とし、自然に生えたのだが、どうも様子がおかしい。たしか、去年の花は左のように一重の花だったはずだが、八重もあり、また種の部分が黒くないものも混ざっている。

京子の話では、近所の人がイギリスから種を送ってもらい、それを蒔いて苗をつくり、その苗をうちでもらったのだという。イタリアンホワイトにいくつか種類があるのを、イギリスで同じ袋に入れてよこしたらしい。去年もそれぞれの花が咲いたのだろうが、わたしは気がつかなかった。

ita 一重 ita 八重 ita 青芯

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2005.07.15

メジロのさえずり

暑いので窓を開けて寝たら、朝方、きれいな鳥の歌声が聞こえてきた。

チューチュル・チューチュル・チュルル・チュルル・チュルリー ・・・

mejiroこれはメジロの声だ。じつを言うと、毎朝、メジロの鳴き声が聞こえてくる。少し前は、浄水場の中からホトトギスやウグイスの鳴き声が聞こえてきたが、このところは、もっぱらメジロの声が聞こえる。メジロはスズメよりも小さいのに、じつに通る声を出す。いつもより大きく聞こえるのは恋の歌をうたっているのだろうか。

声がする方を見ても姿は見えない。夏の木々は葉を繁らせているからだ。ま、メジロの色は葉っぱの色と同じだから、姿を現したとしても見つからないだろう。生の音を楽しむだけでよしとしよう。いい声といえば、シジュウカラもいい声だ。こいつもすばしっこいので写真に撮るのはなかなか難しい。

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2005.07.14

京町家

machiyaきのう新百合ヶ丘で昼食をとったお店は洒落ていた。京の町家のつくりを模した店で、その名も「京町家」という。

木戸を開けて薄暗い通路を進むと、ほとんどのテーブルが壁で仕切られ、個室になっている。靴を脱いで座敷に上がり、テーブルの下の掘り炬燵状のスペースに足を伸ばす。三方は壁で、入り口に葦の引き戸があるので、話し声はほとんど外に漏れない。本物の京壁に気の利いた焼き物が飾られている。落ち着いた部屋で、こんなところで仕事帰りに一杯やるのも乙だろう。

おばんざい定食を食べたが、いろんな種類のものをちょっとずつ味わえるのもいい。サービスのコーヒーはお代わり自由だそうだ。今の時代、平凡な店では客が来ない。こういう独特の雰囲気が人を呼ぶのだろう。豆腐料理の店で「梅の花」というのがあるが、そのおばんざい版である。

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2005.07.13

スターウォーズ3

新百合ヶ丘のマイカルで、『スターウォーズ』のエピソード3を見た。英語がほとんど聞き取れないのと、字幕を読むのが疲れるので、日本語吹き替え版を見た。混んでいることを予想して、インターネットのe席リザーブというのを利用して席を予約しておいた。入りはほどほどだったが、前もって座席を確保できるというのは安心だ。

映画はのっけから宇宙空間での戦闘シーンで、その迫力に圧倒された。このエピソード3では今までのいろいろな疑問が解けて、精神衛生上よかった。とにかく、飛行艇、戦闘機、宇宙人、ロボットなど、つぎつぎと観客を驚かすような仕掛けがしてあって、またたくまに時間がたってしまう。なんだかんだ言って、けっきょく、これで全編を見たことになる。

yoda考えれば矛盾だらけの映画だが、娯楽映画としては一級品にまちがいない。瞑想の修行をして無心になると大いなるフォースが働くというのがいい。怒り、憎しみ、恐れなどの感情をつよく持つと暗黒面に堕ちるというのもいい。この宇宙はプラスとマイナスの力で成り立っているのは真実なのだから。

ただ、笑っちゃうことも多い。地球以外の星なのにどこにいっても酸素があり、異星人どうしが共存している。しかも、英語が通じちゃう。飛び道具やハイテク武器があるのに、最後はチャンバラで勝敗がつく。執着を超えた心境でフォースが働くのに、戦争をする。R2D2はどうしてでこぼこ道を平気で歩けるのだろう。ダースベーダーはどうやって食事をするのだろう。ま、いいか、所詮これは大型娯楽映画なのだ。

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2005.07.12

切れ味

poo

剃刀に
礼を言って
髭をあたると
心なしか
よく切れる

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2005.07.11

黄金比

ひまわりの花の中心部は種だが、その配列は中央から螺旋状になっている。その螺旋も右回りと左回りが交差するようになっている。種の数は右回りが34なら左回りが55というように、その比率がかぎりなく 1:1.618 に近づいていくという。これはフィボナッチ数列に基づいているそうだ。

フィポナッチ数列とは、

  1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 ・・・

のように、隣り合った2項の和が次の項になる数列である。

  1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8、5+8=13 ・・・

そして数値が大きくなるにつれ、隣り合う項の比率が限りなく1:1.618に近づいてゆく。

この比率は造形的にもっとも美しいといわれる縦横の比率で、黄金比ともいわれている。黄金比はパルテノン神殿などの古代建造物の縦横比、ミロのビーナスの頭からおへそ、おへそからつま先までの長さの比率などにも見られ、また自然界のなかに多く潜んでいるという。

黄金比のいろいろ

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ひまわり

himawari線路わきに
向日葵が
1本
物憂げに
立っている

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2005.07.10

クロアゲハ

ageha001雨あがりの朝、金柑の木に大きなクロアゲハが止まっていた。金柑の白い花の蜜を吸っている。遠目には真っ黒で地味な蝶だが、よく見ると美しい筋模様が入っている。オレンジ色の紋もイキだ。自然のデザインはどれも完璧で、惚れ惚れする。

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2005.07.09

レタスの芯抜き

けさ、テレビで野辺山の新鮮なレタスを紹介していた。野辺山は八ヶ岳の麓にある村。標高が高いので病害虫の被害が少なく、いい野菜ができるようだ。

レタスを見ると、アメリカでアルバイトをしていたときのことを思い出す。毎朝、大学の学生食堂で、パンケーキ、フレンチトースト、ワッフル、目玉焼き、スクランブルエッグなどを焼いたものだ。たまには昼食の仕込みや皿洗いもやった。

retasuあるとき、レタスの芯を取る仕事が回ってきた。包丁で茎の部分を切り取るものとばかり思っていたが、おばちゃんが「こうやるのよ」と教えてくれた方法に度肝を抜かれた。

片手でレタスの葉の部分をむんずと掴み、芯のほうをステンレスの台にバンと叩きつけるのである。すると、芯の部分がスポッと葉の中にめり込み、そのはずみで茎と葉がきれいに分かれるのだ。もう一方の手でその芯を取れば一丁あがり。こうすれば、面白いようにレタスの芯が抜ける。台がなければまな板でもいいだろう。

ところで、4、5日前、新聞に悲しい写真が載っていた。同じ八ヶ岳山麓の川上村で、トラクターがレタス畑をつぶしているところだ。レタスの値が安すぎるので、供給を減らして価格調整をするという。手塩にかけたレタスを自らの手で埋めている生産者。その心中は穏やかならざるものがあるだろう。

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2005.07.08

チャングム

BS2で、「チャングムの誓い」を見ている。毎週木曜日、夜10時、毎回欠かさず見ている。韓国の時代劇で、宮廷女官のサクセスストーリである。日本の室町時代にあたるらしい。今のところ大きな戦争などはないが、内部の権力闘争や陰湿ないじめなどの場面が多く、話はちょっと暗い。

それなのに、なぜ見るのか。ひとつには映像が美しいからだ。また、朝鮮の伝統的な料理がふんだんに出てくるのも楽しみだ。女官の髪型や衣装も目をひく。最近は、チャングムが医女になり、漢方薬や鍼灸の話が出てくるのが面白い。

全54話で、きのうが第38話目。長丁場だが見ごたえのあるドラマである。
近々、一挙に再放送されるらしい。

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七夕

仲がよすぎて
天帝に嫉妬され
離れ離れにされた
織姫と彦星
うちもあぶない

この雲の上に
星空が広がる
そうだ
私のふるさとは
この宇宙なのだ

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2005.07.06

DVDプレーヤー

日曜日に「あさひでんき」に注文しておいたDVDプレーヤーが来た。ディーガEH60という機種で、内蔵のハードディスクに最長532時間録画できるという。SDカードなんかも使える。例によって機能がたくさんあり、操作を覚えるのが一苦労だ。リモコンには、再生ナビ、タイムワープ、マルチジョグ、チャプター作成、番組表、機能選択など、初めて見るボタンがずらりと並んでる。

マニュアルを読んでいると頭が痛くなる。老眼が来ているので小さい文字が読みにくいせいもあるが、DVDの種類の解説、Gガイドの使い方、ダビングの方法など、ややこしい。こういう機械をつくる人たちの脳味噌はいったいどうなっているんだろう。

ためしに12チャンネルの「レディーズ4」を録画してみた。ちょうど小朝が落語ブームの話をしていた。「大銀座落語祭2005」とかいうのをやるらしい。再生してみると、早送りやCMカットが一瞬にできる。画質もビデオよりかなりきれいだ。内蔵されているハードディスクにたくさん撮りだめできるのがいい。画面の番組表を見て録画予約をするのも便利だ。

近いうち、『父と暮らせば』のDVDでも借りてこよう。

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2005.07.05

しあわせ

たとえば
朝ごはんを
おいしく
食べられたら
もう幸せ

tanabata2

からだは
神のつくったものだから
病気は
からだの正常な反応
なのだろう

きょうは
どんないいことが
あっただろうか
三つ思い出して
床に就く

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2005.07.04

7月4日

7月4日は
アメリカの誕生日
よくもわるくも
この国の影響は
大きすぎる

アメリカでは花火を上げてこの日を祝う。だけど学生さんはもう夏休みに入っているので、いまいち盛り上がりに欠ける。私はいつも『7月4日に生まれて』というトム・クルーズ主演の映画を思い出す。7月4日に生まれたおかげで、人一倍愛国心の強い男が、ベトナムに行って傷つく。帰国すれば、反戦の渦。やりきれない、哀しい話だ。

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2005.07.03

ブラスの響き

brass001日曜日の午後。多摩市民館に行き、多摩川吹奏楽団の演奏を聴いた。市民のブラスバンドである。第1部では、軽騎兵序曲、波の見える風景、オリエント急行、たなばた。第2部では、トランペット吹きの休日、チューバ吹きの休日、時代劇主題歌メドレー、ハウルの動く城、パイレーツ・オブ・カリビアンと多彩。ロビーではサウンド・オブ・ミュージックなどを聴かせてもらった。

brass003軽快な曲は、思わずいっしょに足踏みをしてしまう。パイレーツ・オブ・カリビアンという曲がなかなかよかった。最後の曲が終わったあと、きょうは少し物足りないような感じだなと思っていたら、とたんにアンコール曲が流れた。なんとマツケン・サンバだ。これが観客を巻き込んで、大いに盛り上がった。

登戸神社の夏祭り

matsuri帰りに登戸神社に寄って、お参りをした。7月の第1日曜は夏祭りなので、にぎやかだ。昔のようなカーバイトを焚く臭いはしないが、綿菓子、ソース煎餅、金魚すくい、輪投げ、お面などの店がそろっていて、お祭りの雰囲気はじゅうぶん出ている。

厄除けに、たこ焼きを一皿買った。店のおばちゃんに「今年は涼しくてらくだね」と声をかけると、「暑いぐらいのほうが人が出ていいんだよ」だって。なるほど、そういうものなのか。神社を出ること、ぽつぽつ雨が降ってきた。たしかに、こういう日は人出が少ないだろう。

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2005.07.02

梅雨空

朝飯まえに
草を刈る
濡れているので
よく切れる
気分は床屋さん

湿った風が
頬に当たる
梅雨が
いのちを
育んでいる

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2005.07.01

桔梗

kikyoキキョウの花が咲き始めた。桔梗は多年草で、数年前に植えた株が毎年花を咲かせてくれる。5弁の紫が美しい。このまま10月ごろまで楽しめる。桔梗は秋の七草のひとつだが、梅雨どきから咲き始める息の長い花なのだ。根は咳止めの薬になる。

薄みどりの
紙風船が
はじけて
桔梗の花
ほほえむ

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