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2005.01.09

カウンターストレイン

うちは鍼灸治療をやっているのだが、半分ぐらいカウンターストレインという手技療法を使っている。患者の痛みが取れる姿勢をつくり、90秒固定し、ゆっくり元に戻すという方法であり、非常に効果がある。からだは事故やショックや長時間おなじ姿勢を続けたりすると、どこかの筋肉を収縮させ続けるようになってしまうことがある。他動的にその筋肉をたるませてやると、脳がその筋肉をゆるめることを学習し、それによってその収縮を解除することができるのである。

『ポジショナル・リリース・セラピー』という本を読んでいたら、カウンターストレイン療法を効率的にやるには、症状を追いかけるより、もっとも重要な圧痛点を見つけ、その圧痛が取れる姿勢を長めに固定すればいい、と書いてあった。たとえば膝が痛いとき、膝の圧痛点よりも上位の圧痛点をみる。それは腰椎に見つかることもあれば、臀筋に見つかることもある。その圧痛を完全に取ってしまえばいい。それには5分も10分も姿勢固定が必要な場合がある、というのである。

私はかならず骨盤と腰椎のチェックをしているが、ときどき症状だけを追いかけてしまうことがある。五十肩などの場合、胸椎と頚椎の治療をしないで肩まわりだけをカウンターストレインで治療していることがある。やはり、たえず全身をみるように心がけなければいけないなと反省している。また、がんこな筋肉は数分姿勢固定したほうがいいというのも頭に入れておこう。

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