2018.10.16

秘密

だれにも
言えないことが
いくつかある
自分にさえ
言えないことが

| コメント (1)

2018.10.15

土壁塗り

P1190919_640x480

民家園の「おしえて、大工さん」のコーナーで、こちらは土壁塗り体験。大工さんというより、左官屋さんの仕事だ。竹で編んだ下地に、麦藁をまぜた粘土質の泥を塗っていくのだ。アラキダという土で、土俵などにも使われる。

実際は一年ぐらい寝かせて、麦藁を発酵させてから塗るそうだ。ひどく臭いらしい。子どものころ、そんな仕事を見た記憶がある。古い家を壊すと、こういう土壁を見ることがある。土壁は通気性があり、吸湿性にもすぐれていただろう。

ただし遮音性はない。むかし、ドイツ人を民家園に連れて行ったとき、「若夫婦はどうやって子供をつくったのだろう」なんて聞かれたことがある。それこそ、みんな泥のように疲れていたのかもしれない。

| コメント (0)

2018.10.14

手斧(ちょうな)

P1190894_640x479
チョウナ

お生田緑地のHPを見たら、民家園で「おしえて、大工さん」なるイベントをやっている。森のマルシェというお店も出ているらしい。野菜とみかん、ベーグルを買う。白川郷の一階のそば屋さんは長期休業になっている。その先のトンネルを抜けると、そこの古民家の庭がイベント会場だった。雨上がりなので、一面にブルーシートが敷いてある。

小屋の組み立て、土壁塗りやノコギリ体験、木のプランタ作りなどをやっていた。面白かったのはチョウナの実演だった。民家園で倒れたサワラの木を運んで、皮をむき、丸太から角材を作る作業をしていた。これは危険なので、プロの大工さんがやるのを見学するだけ。ノコギリを使わず、チョウナだけで柱をつくるのは一人だと3日ぐらいかかるそうだ。

墨を引き、細かく根気よく木を削ってゆく。刃先で足を切らないように、草履の先を持ち上げていく。今では機械化され、大工さんがチョウナを使うことはほとんどないが、ベテランは音が違う。カンカンカンといい音がする。触れるとツルツルでカンナで削ったようだ。

マサカリの使い方も見たが、これは初めてだ。金太郎が担いでいるマサカリである。あれは大きな斧(おの)かと思っていた。大きく振り上げて木を真っ二つに割るものと。だが角材の側面を削る道具だったのだ。怪我をしないように角材の反対側に立って、こつこつと側面を削って行くのである。とにかく、根気と体力のいる仕事である。

| コメント (0)

2018.10.12

しんでくれた

しんでくれた    谷川俊太郎

うし
しんでくれた ぼくのために
そいではんばーぐになった
ありがとう うし

ほんとはね
ぶたもしんでくれてる
にわとりも それから
いわしやさんまやさけやあさりも
いっぱいしんでくれてる

ぼくはしんでやれない
だれもぼくをたべないから
それに 
もししんだら
おかあさんがなく
おとうさんがなく
おばあちゃんも
いもうとも

だからぼくはいきる
うしのぶん ぶたのぶん
しんでくれたいきもののぶん
ぜんぶ

そう、その通りだな。なにも言うことなし。

| コメント (0)

2018.10.11

寄生植物

P1190886_640x479

桜の
幹の叉から
木の芽
ビワが
生えている

| コメント (2)

2018.10.10

バラとダリア

調布の神代植物園に行った。バラ園祭りの初日だったが、まだ少し早かった。猛暑に疲れ、台風に揺さぶられて、かわいそうだった。もうすこしたてばにぎやかになるだろう。カメラを忘れたが、カメラの操作に神経を使わないぶん、ゆっくり観察できた。

そばのダリア園がちょうど満開で、こちらは見事な花が咲いていた。しゃれた名前の下に、キク科テンジクボタン属などと書いてある。たしかに菊の花にも似ている。自然のつくるものは傑作ばかりだ。ほんと、絵にも描けない美しさだ。

| コメント (0)

2018.10.09

枡形山の展望台、工事中

P1190884_640x443

昼休みに自転車で郵便局に行き、五行歌の会の会費を払う。そのあと、生田緑地に回る。ほたるの里のほうから緑地にはいり、戸隠不動あとを通って、枡形山の頂上まで登る。このルートは短いが、そのぶん最後の登りがきつい。台風による倒木が散見する。

山頂ではピクニックをしているグループがいくつかあり、小さな子が遊具で遊んでいる。展望台は一階左側が工事中だった。一階は能舞台にもなるが、老朽化の改修工事を兼ねて、左右の入口を裏側に移すらしい。夏の雲が出ていて気温も高かったが、展望台からはスカイツリーも横浜のランドマークタワーも見えた。それだけ空気がきれいになった証拠だ。

建物も人も、手入れをしなければ老朽化してゆく。木々も寄生植物にやられるし、虫に喰われたり、キツツキに穴をあけられたりする。自分だけでなく、すべてのものが年をとっていくことが分かる。

| コメント (2)

2018.10.06

蝉も蚊も

蝉も
蚊も
少なかった
あの
暑さでは

| コメント (2)

2018.10.05

『五行歌』誌・投稿歌

八時十五分
百万度の熱が
広島を焼いた
放射線が
遺伝子を分断した

観測史上初が
つづく
豪雨に猛暑に
台風の
逆走ときた

青梅で
四十度を越したという
夜は
網戸にして
パンツ一つで寝る

思い切って
盆踊りの輪に入る
炭坑節以外は
見よう見真似
踊る阿呆だ

硬い地面に
いくつもの小穴
無事に
羽化しただろうか
鳴けるだけ鳴け

カナカナとは
聴こえないけれど
やはり
カナカナしかないな
蜩の声は

| コメント (2)

2018.10.04

神仏混合

神仏混合の
高尾山薬王院
宗教って
けっこう
適当なんだ

| コメント (0)

«高尾山にも台風の傷跡